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僕の庭は冬枯れたまま
しばらくずっと更新をしていませんでした。
どうにも心が上向きにならずに、冷たい風が吹いているように何を見ても何をしてても、心が動かず止まっていました。
お仕事も、すこしお休みをしています。忙しいところで本当に申し訳ない、という気持ちと同時に、もうこれ以上は本当に無理だという気持ちのほうが勝ってしまいました。毎日が、まだ頑張れる、まだ頑張れる、の繰り返しで、ようやくもう無理だと声が出せたようでした。
特に、なにか特別なことがあった、というより日々の積み重ねが澱のように溜まっていった、というほうが近いかもしれません。誰が悪いわけでもなく、ただ自分の許容できる器が人よりもずっと小さいせいなのだなと思います。
毎日、仕事をお休みして療養する、といっても、実際の生活の半分は流れているわけで。子どもの世話もあれば、家の用事もたくさんあります。すべてを止めるのは無理なので、半分に力を注いで、残りの時間で心を休ませています。子どもの世話や家事も決して楽ではないので、まだ心が回復していくのには時間がかかりそうです。
心の時間は止まっているのに、世の中だけがどんどん進んでいくことに今更焦ることもなくなったけれど、それでも忙しなさや流れにどう身を委ねていけばいいのか、改めて考えなければ、とも思っています。どうしたら、もっと社会の速さについていけるだろうか、乗りこなせなくても、抗わずに身を任せることはできるだろうか、と。
とりあえず、もう少しだけゆっくり考え、休む時間が必要になりそうです。
冬枯れた庭も少しずつ、手入れができたらいいな。
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