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こども医療費のこと

花粉症のこどもは今年も花粉飛散前に眼科へ行き、目薬や内服薬を処方してもらい予防措置的に薬を服用し始めていました。

ちょっと前まではそれで症状が抑えられていたのですが、今年の花粉はもう【大悲惨】(©︎クリーンさん)。

1日1錠、30日分で処方されていた薬を毎日飲んでいるのに、くしゃみ鼻水鼻づまり🤧がひどくなっていく日々。

そしてついに薬の在庫がなくなりそうになった先日の金曜日、朝起こしたらめちゃくちゃ不機嫌になっていました。

こども曰く「鼻水出るし、喉が痛くて眠れなかった」と。

土日を挟んでいたら薬がギリギリになってしまうので、学校から帰ってきたら病院に行く約束をして、とりあえず学校へと送り出し、私もパートへ。

仕事が終わったら生姜と大根を買って蜂蜜漬けを作ってあげよう、と考えていたのに残業することになってしまいました😭

お昼を食べに一度帰宅する途中にスーパーにより、とりあえず生姜だけ購入し、お昼ご飯を食べ、生姜をスライスして蜂蜜漬けを作り、慌てて職場に戻って残業。

疲れ果てて帰宅したのですが、蜂蜜に漬けておいた生姜はしんなりしてシロップが完成していたのでホッとしました。

お昼のうちにがんばった私、エライ!


眼科の開院時間が18:30までなのに、こどもが帰宅したのは18時過ぎ。
分かってはいたけれど、そこから急いで病院へ向かい、閉院間際に滑り込み、バタバタと診察を受けて処方箋をもらって病院を出ると、ドッと疲れが襲ってきてしまいました😱

ご飯は炊いてきたけれど、帰宅してすぐに出てきたこどもはお腹が空いていたので外食することに。

こどもの希望でうどん屋さんに行ったのでそんなに長居はしていないけれど、調剤薬局によるには時間外の加算がついてしまう時間。

だけど、薬の在庫がなくなってしまう。

私も一緒に処方箋をもらったのですが、私はまだ薬が残っていることもあり、私の分は後日取りに行くことにしました。

私が住んでいる地域はありがたいことに、こどもの医療費は所得に関係なく窓口負担無しです。

窓口負担無しと言えど、医療費を負担してくれているのは夫の会社が加入している健康保険組合と行政。

それを考えると、こどもの薬も後日取りに行くべきだけど。

ごめんなさい🙇‍♀️
今回は甘えさせてください!

と思いながら、処方箋を持って行きました。

そして薬を受け取り帰宅後、調剤代の明細や薬の単価をこどもに見せながら医療費について話をしました。


国民皆保険の日本において、病院にかかった際の医療費は基本3割負担である。

高齢者は1割負担。

「私達が住んでいる地域では」こどもは負担無し。
本来は3割負担だから、その3割を払ってくれている人がいて、それは行政。
残りの7割はお父さんが加入している健康保険組合が払ってくれている。
だけど、お父さんも毎月保険料を支払っている。

今はどこの組合も医療費負担の高騰に苦しんでいて、医療費がかからないようにする努力を求められている。

医療費がかからない努力の一つとして、時間内に病院へ行くこと、また「ジェネリック医薬品」を可能な限り使うこと。などがある。

だから、母は今回一緒に処方箋をもらったけれども、後日取りに行くことにした。


窓口負担が無いからと言って「無料」なわけではないこと。
だけど、体調が安定しないこどもの頃に医療費を気にせずに病院へ行けることは本当に本当にありがたいこと。

そんなことを知ってもらいたくて、こどもに話をしました。


今のこども達はキャッシュレス化が当たり前の中で育っているし、こどもだけでおつかいに行かせる機会もあまり無い。

お金が見えなかったり、人のお金(今回の場合は税金)だとお金の価値を過小評価しがち。

社会でたびたび問題になる税金垂れ流し問題は、こういう理屈なんだよね。


だから、あなたに今回「こども医療費」について話をしました。

全部を理解してとは言わない。
ただ、あなたが払っていないだけで他の人が負担してくれている。
そのことは知っておいてね。


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ぐうたらママ
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