人生初で最後の「50cm以上の髪の毛のドネーション」
今までに何度か「髪の毛を50cm以上寄付したくてのばしている」と書いてきたのですが、先日ついに髪の毛を寄付してきました。
ショートカットにしていた頃や髪の毛を染めていた頃は美容院に通っていたけれど、ずぼらな私は結べる長さがある方が楽でスキ。
髪の毛を染め直すのも面倒だから染めるのもやめた。
でも、あまりにも美容院に行かないと世間からの風当たりはキツイんだよな。。。
と思っていた私の救世主が日本でも一般化してきた「ヘアドネーション」というシステム。
私の爪は小さくて短くネイルが映える爪ではないけれど、髪の毛は昔からよくほめられている。
同じケラチンなのに、髪の毛にばかり栄養がいってしまった結果なのだろうか。
そしてありがたいことにまだ白髪もほとんど出てきていなかった。
だから髪の毛を伸ばしていてもみすぼらしくは見えず、しかも「寄付しようと思っているの」という言葉は私のずぼらさをカムフラージュするのに有能過ぎました!
ヘアドネーションするのに求められる髪の毛の条件はただ1つ
30cm以上の長さ
以上。
あ、引っ張っても切れないくらいの強さも必要だから、厳密には「引っ張っても切れない30cm以上の長さの髪の毛」になるのか。
白髪だろうが、パーマをかけていようが、染めていようが関係ない。
とにかく30cm以上の長さが必要!
なぜなら、一つのウィッグを作るのに必要なのは何十人もの髪の毛。
だけど髪の毛の質は人それぞれ違う。
だから集められた髪の毛はまず長さごとに分別されたあとに「キューティクルをはがす作業」をするそうです。
キューティクルをはがし、薬剤に入れ、髪の毛を均一化させる。
つまり、いくら私が染めもパーマもせずつやつやの髪の毛であるように気を使ったところで、無駄な労力でしかないのです。
それを知ってもなお、私は毛先をそろえたりトリートメントをするために美容院に通いながら伸ばし続けていました。
それはひとえに「きれいな状態で【納品】したい」という私のエゴのため!
はっきり言って、長すぎる髪の毛は邪魔でしかありませんでした。
本当はもう一回毛先を整えてもらい来年寄付するのが理想でしたが、あご下からでも55cmがとれるようになった今、もう我慢の限界となってしまい、美容院に予約を入れてドネートしてきました。
あご下で切ってもらったのですが、55cm。
後ろ髪はもう少し長くて60cm。
ロングヘアーのウィッグが作れる長さをついに無事に【納品】完了!
私、長い間お疲れさまでした!
私の髪の毛、いってらっしゃい!
ちなみに。
ドネーションカットをしてもらった後は通常のカットをお願いしていて、あご下の長さで作れる髪型を提案してもらいました。
美容師さんがカタログを開きながら「こんなイメージ」と言って見せてくれた髪型のモデルさんはかわいいのに、鏡に映っている私はまるで金太郎人形のよう。
金太郎人形な私とカタログのモデルさんはどう見ても似つかないのに、美容師さんにはカット後の姿がちゃんと想像できているらしく、いろいろと説明をしてくださいました。
金太郎人形カットの方が今後も伸ばしやすいのでしょうけれどね(笑)
こどもっぽくならないように、と髪の毛の角を落とし、伸ばしやすいようにカットしてくれるとあら不思議!
今まで金太郎人形にしか見えていなかった私の髪型が、カタログのモデルさんの『髪型』に似て見えるじゃないですか!
金太郎人形の時は不安で仕方なかったけれど、美容師さんには最初からちゃんとに完成形が見えていたのね。
美容師さん、すごいわ😍