街の「金太郎あめ」化の是非
私が住んでいる街にはこの数年で100均のお店が増え、現時点で徒歩圏内にDAISOが2店舗、Seriaも2店舗、キャンドゥが1店舗、その他マイナーなお店1店舗があります。
牛丼チェーン店もラーメン屋さんもファーストフード店も、コーヒーチェーンのお店ももちろんあります。
こどもが小さい頃の外食で、食べたいものを聞いてもいつも「卵ご飯」としか言わなかった頃、牛丼チェーン店があるとどれだけ助かったことか。
100均のお店には今も昔も変わらずお世話になっています。
見知らぬ場所でもチェーン店の飲食店があると「困った時にはあのお店がある」と思える絶対的な安心感も知っています。
これから私が述べるのは、私の【エゴ】でしかないと思うのですが、思うことがあるので聞いてください。
種火を感じたのは海外在住時。
当時住んでいた都心部から車で1時間半ほどの海辺の観光地に旅行に行った時のこと。
泊まったホテルの隣には都心部で行き慣れていたモールと同じモールが建っていて、中に入っているお店はほとんど同じ。
「あれ?旅行に来ているんだよね?」と錯覚しそうになったほどに同じでした。
その後日本に帰国。
私の住んでいる場所は観光地でもなく、オフィス街でもなく、本当に住宅地。
日中も街中にいる身としては、いろいろなチェーン店があるととても暮らしやすい。
そんな考えをもっているのは、決して私だけではないはず。
だから沿線上の同じような住宅地ではどこも同じようなお店が立ち並んでいる。
そう、まるで金太郎あめのように。
みんなが同じように考えた結果、多くの街が金太郎あめ化するのは必然的なことなんだろう、とは思っています。
だけど、観光地が「金太郎あめ化」してしまうのはちょっとイヤ。
観光地に住んでいる人たちも便利な生活を望む権利はあるし、実際にそういう人が多数いたから「金太郎あめ化」したのだろうけれど。
観光しに行ったのに、自分の地元と同じようなお店ばかりなのは正直ガッカリしてしまう。
自分勝手な意見でごめんなさい。
私のエゴだよね。
先日横浜に行った時、ランドマークタワー内のお店の大方が私の街の近場で行けるお店だらけだと知り、火種が再燃してしまいました。
だけど、横浜は観光地であり、新宿・渋谷・池袋とかのように人が集まる場所でもあるんだよね。
エゴを押し付けてごめんなさい。