「一事が万事」~全てはちょっとした態度に表れる~
僕は「一事が万事」という言葉を信じている。
特に人となりを見定めるのに、これほど再現性の高いフォーマットはないのではないかと思っている。
「人を見定める」って言うと何だか偉そうに感じるかもしれないけど、これってすごく大切なスキルだと思っている。
その人がビジネスをする上で信用できるかどうか。
その人が人として信頼できるかどうか。
この2つのことを考えながら、人と接するようにしてる。
(やっぱりこう書くと「嫌な奴」みたいに見えちゃうなぁ…)
とにかく、どんな人であるのか、信用できる人なのかを判断する上で
「一事が万事」という判断基準が狂うことは「ほぼ」無い。
その人のちょっとした行動から、おおよその人となりや信頼度を見て取れる。
例えば。
メールの返信が遅い人は、仕事も遅くて雑であるとか、
飲食店の店員に対する態度が横柄な人は、立場の弱い人にキツく当たる人だとか、
何かをしてもらった時に「ありがとう」といえない人は、自己中心的な人だとか、
食べ方の汚い人は、生活もだらしないとか、
多少、僕の独断と偏見もあるかもしれないけど、だいたいあたってると思う。
ちょっとネガティブな例ばかりで申し訳ないけど、その逆に考えればそれもあたってると思う。例えば「メールの返信が早い人は、仕事も早くてミスが少ない」っていう具合に。
人間、そんなに器用には出来てないようで、
「メールの返信は遅いけど仕事のフィードバックはやたら早い」とか、
「待ち合わせの時間にはルーズだけど、仕事の締切はキッチリ守る」とか、
そんな真逆の性質を使い分けられるようなことは無いみたい。
なので、一事が万事、ちょっとした態度でその人のおおよその人間性が分かってしまう。
怖いね。恐ろしいね。でも、分かりやすいね。
なので、僕はとにかく態度に気をつけるようにしている。
言葉遣い、表情、返事、服装、レスポンス。
一事が万事で「人間性が態度に表れる」なら、逆に態度から律すれば人間性が良くなる、と思っている。
うん、おそらくそうに違いない。
だから、人間性が良くなるように鍛えるのではなく、態度よく過ごすことに注力する。
ひたすらそれを実践しようと日々格闘しているのだが。。。