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#せかい部×SDGs探究プロジェクトが示した若者の能力 第二編


ちわっち。るんるんです。                                  いつの間にかフォントが変わってびっくりしてます。そして第一弾の予想以上の好評にさらにびっくりしてます。ありがとうございます。


という訳で、せかい部×SDGs探究プロジェクト最終レポート、第ニ弾です。今回は他のレポーターの方々の活動実例を紹介します。                                   記事の最後に、今回掲載させて頂いたレポーターの方々が実際の活動で使用したSNSアカウントを載せておりますので、 是非ご覧ください。                                                   それでは、どうぞ。



2.若者の技術活用力



私たち高校生がデジタルネイティブ世代と呼ばれて久しい。今回のプロジェクトでも自身のデジタル機器活用能力を生かし、魅力ある画像やスライド、企画を発信したレポーターが数多く存在した。その一方で、アナログ的発信活動も目を引いた。


ここからはレポート活動の実例を、実名(一部不明な者はSNSで実際に使用されたユーザーネーム)を提示しながら紹介する。



a.デジタル型


イ.Instagramのライブ機能


Instagramのライブ機能を利用し、SDGsに関する発表を行う。主な内容は学習内容と意見の口頭発信や他のレポーターとの対談。リアルタイムで発表の様子を配信できるだけでなく、準備に必要な時間や道具が少ないこと、ライブをしているアカウントはInstagramのホーム画面の目立つ部分に表示されワンタッチで参加できるため観覧者を集めやすいこと、在住地に関わらず不特定多数への発信と他のレポーターとのコラボ企画の実行が可能であることが利点として挙げられる。


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何人かのレポーターがこの方法で自身の活動発表を行ったが、中でも特に目を引いたのは松岡明希さんの活動である。彼は自身の学習内容やSDGsに関する意見、そして他のレポーターとの対談を実に50本以上ものインスタライブで発信した。学んだことをすぐにスライドにまとめ発信する技術活用力に加え、レスポンスが分かりにくいインターネットでのライブ配信における話す力、さらに対談を自ら持ちかけ実行する企画力、そしてこれを2ヶ月間辞めない継続力。彼が発揮したこれらの能力がこのインスタライブをより魅力的にしていたと言える。なお、松岡明希さんはベストレポーターに選出された。



ロ.ZEPETO 


近年若者の間で話題となっているアプリ「ZEPETO(ゼペット)」。自分の身体的特徴を反映したアバターを作り、衣装やポーズ、動きを設定することで写真や動画にそれを載せることができる。


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こちらもベストレポーターに選出された吉野夏乃葉さんは、ZEPETOで作成したキャラクターとSDGsの学習内容や意見を記載したスライドを組み合わせて独自の画像を制作・投稿していた。


このように、若者が若者に人気のあるアプリを使い発信することは、若者が興味を持って投稿を見ることができる点、また閲覧者に発信者の内面を垣間見させ親しみを持たせることができる点で良いと言える。



ハ.アイビスペイント


アイビスペイントとは、その名からも分かる通りスマートフォンで無料でダウンロードできるイラスト制作アプリである。

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ここで僭越ながら私の例を紹介させて頂く。私はアプリ「アイビスペイント」を使用し、世間で害獣と見做されている動物のキャラクターのイラストを制作し、公開した。名前やプロフィールを記載することで親しみやすさを加えた。


ここで示したいのは、SDGsの発信をするといっても多様な方法があるということだ。私はキャラクターを作りイラストを描くのが好きだからという理由でこの方法を選び、SNSに画像をアップした。発信をするためにこの方法を用いなければならないということなどなく、各々が楽しいと思えるやり方を選べば良いのだ。他のレポーターの方々の投稿やレポートを読み発信活動を始めたいと思った方々には、是非これを理解して頂きたい。これから上の二つの例もそれを物語っているといえるだろう。



b.アナログ型


イ.単語カード


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山口太我さんは「SDGsの概説」と「日本の貧困」それぞれのテーマについて単語カードを利用した動画を作成した。画面では単語カードに描かれたイラストが完成していく過程を見ることができ、それぞれのテーマの説明がナレーションと字幕でなされていく。

やろうと思えば誰でも出来そうなことだが、「単語カードを使う」というアイデアはなかなか思いつかないだろう。高校生ならではの視点が光っている。
なお、山口太我さんは特別賞を受賞した。



ロ.手書きノート


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木村仁音さんは「生物多様性の重要性」を、手書きでデジタルのノートにまとめて投稿した。パソコンで文字を打って資料を作成することとの相違点は、「個性が出やすい」「文章の向こうにいる人間の存在を感じられる」など様々である。なお、デジタルベースに手書きで内容を入力し画像を作成したレポーターの例はこの他にもいくつか見られた。


ちなみに「紙のノートに内容をまとめ、写真で投稿する」という方法を取ったレポーターは少なかった。アナログベースのノートを写真で撮る場合、スマートフォンで撮影すると陰ができやすいため公衆閲覧には不向きなのだ。また色ペンを使ってもデジタルノートほどはっきり色が出ない。手間もコストもかかりクオリティも上がらないため、この方法を選んだ人が少ないのだろう。アナログがデジタルに淘汰されつつあることの象徴である。




ということで第ニ弾はここまでです。まだまだ続きます。       

第三弾もお楽しみに。閲覧ありがとうございました。



レポーターの方々のアカウント一覧


せかい部公式note→ https://note.com/sekaibusdgsこちらに今回紹介させて頂いたレポーターの方々の最終レポートも掲載されています。

松岡明希さん→ https://www.instagram.com/hapiripi/

吉野夏乃葉さん→ https://instagram.com/y.kanoha?igshid=ryvz7l2cd3e2

古川瑠璃(著者)→ https://twitter.com/ml5yvvzcgzojkdm

山口太我さん→ https://instagram.com/tai_gengen?igshid=1k5x4w95j0aqg

木村仁音さん→ https://instagram.com/hitone1019?igshid=x0gzjqk61xgc




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