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絵画のココに注目!Part II〜夜警〜
前回、アムステルダム国立美術館のInstagramについて投稿しました。
もう少しだけ記録しておきたいので、続編です。
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作品に描かれる「楽器」も楽しいですね。
弦楽器、笛、打楽器・・・。
![](https://assets.st-note.com/img/1738411834-mNirjCckHx7O9n8dRyMPza5E.jpg?width=1200)
右)それぞれの作品を紹介した画像(作品情報は割愛させていただきます)
アムステルダム国立美術館・2025年1月3日の投稿より
特集:すべての「楽器」の名前を言える?
左画像で青く囲んだ(上段・右)楽器は何でしょう?
もしかしたら豚の腸(なような物)に空気をためて、先端に笛を差し込むことで音が出るのかも知れません(←勝手な想像です)。
名前は “豚のホルン” とか・・・(笑。
Instagramの作品紹介画像に、楽器部分が載っていなかったので改めてこの作品(全体)を紹介しておきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1738411602-0rIlP3n6tsNXfxvEoFzihAWR.jpg?width=1200)
右)同作品の楽器部分(拡大)
国立西洋美術館・常設展にある大好きな『聖アントニウスの誘惑』を描いたダフィット・テニールス(子)の作品だったのですね。さすが!。
![](https://assets.st-note.com/img/1738447025-ZOg1C7LNyqvoh52TEKuDjXxw.jpg?width=1200)
そういえば。。。
何年か前に「音楽」をテーマにしたアーティゾン美術館のカレンダーを購入しました。描かれたさまざまな楽器を見ながら、
楽器が描かれた【絵画】、その作品の前に実際の【楽器】を展示、そして音声ガイドで【楽器の音色】を聴かせてくれる、
そんな美術展があったら面白いなぁ〜と妄想していました。
「これからは絵画作品に描かれている楽器を見逃さないぞ!」と誓ったことを、今 思い出しました。
・・・いまだに見逃しがちです。
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以前から絵画に描かれている人物の「手」や、その「しぐさ」はとても気になるため、私がよく注目する「部分」と言えるかも知れません。
![](https://assets.st-note.com/img/1738448154-D6KlAj4ZpB8z1JLi0hc5Pgdq.jpg?width=1200)
右)それぞれの作品を紹介した画像(作品情報は割愛させていただきます)
アムステルダム国立美術館・2024年12月23日の投稿より
特集:あなたが一番よくする「手のしぐさ」は?
あれっ?。左画像の中央(青く囲った部分)は、「手」とは違う部分をズームアップした画像を掲載していますね・・・ちょっとしたミスかしら?
と思ったら、うわーっ!これは「手の影」ですね!。
![](https://assets.st-note.com/img/1738447922-1ILAeVxkbSCFg8YhiWd0KuHT.jpg?width=1200)
作品部分と全体
あの有名な『夜警』です!。市民自警団の副隊長の黄色い洋服の上に、バーニンコック隊長の「手の影」が落ちています!!!。
作品の左上に掲げられた市警団の旗の先端から視線を斜めに下ろしてくると、隊長が肩から斜めにかけた赤い飾り帯へ、そして作品全体の中心となる隊長の左手へと導かれます。
その先に隊長の「手の影」があってさらに副隊長が握る市警団の武器へと視線が誘われるではないですか!!!!。
世界的な名画は教科書や画像で何度も見ていましたが、この作品から
大きな作品の「高さ」をうまく利用した “空間の広がり” と視線の流れが作り出す “躍動感”
を感じたのは初めてです。感動✨。『夜警』恐るべし!。
「絵画の「手」にはいつも注目しています!」などと偉そうに語った前言を撤回してお詫びさせて下さい。
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最後は「ペット」たち。
動物は大好きなのですが、こと絵画の脇役=動物たちに気を配ったことはあまりなかったかも知れません。
![](https://assets.st-note.com/img/1738387733-qg5wahPeVZ1KE0pOjX8dr3cz.jpg?width=1200)
右)それぞれの作品を紹介した画像(作品情報は割愛させていただきます)
アムステルダム国立美術館・2024年12月18日の投稿より
特集:見覚えのある「ペット」はいますか?
愛らしさに思わず頬が緩みます。
そういえば・・・。
2019年秋に訪れたルーヴル美術館。美術鑑賞初心者の私は「うわーっ、本物だ!」くらいの勢いで、やたらめったら写真を撮っていました。
一方、旅のパートナーは作品に近づいて何やら接写。あとで聞くと「絵画に描かれた動物たちが面白くて、写真に収めてたんだぁ」と。
なるほど。そんな鑑賞の仕方もあるんだ、と思ったものです。
昨年、ユニクロがルーヴル美術館とコラボしたTシャツがなんと「Paws of the Louvre」!。作品に描かれたワンちゃんたちをピックアップして並べたデザインです。
![](https://assets.st-note.com/img/1738334274-LU6ZoECJ3APGdjDf9bsxMKIy.jpg?width=1200)
絵画の隅に描かれいるため、私は気がつきもしなかったであろう愛らしい忠犬たちがいます。
「これ、私が5年前に考えたことだ!」と旅のパートナーから連絡がありました。
自分たちのアイディアが認められたようで二人して感動。私も一枚購入したことを
今 思い出しました。
願わくば正解(=絵画作品の全体)を背中側にプリントして欲しかったです。
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いやぁ〜。
この一週間は、アムステルダム国立美術館のInstagram特集に刺激を受けてワクワク、ドキドキ✨。思い切り楽しめました。
ありがとうございます!
<終わり>