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今日、町屋良平の小説『ショパンゾンビ・コンテスタント』を読みはじめた。タイトルの意味はまだ見えてこないけれど、音大でピアノを勉強していた主人公「ぼく」が中退を決め、ピアノもやめバイトをしながら小説を書き始めた、というところから話は始まる。 そんな彼と弟との会話に心が「じん」という音を立てた。 以下がその会話だ。 「表現ってなんかおれはよくわからないけど、あにきのような人間はなにもやらないでいるわけはない」 と、いやにきっぱりした口調でいった。 小説をかいていることは