酷暑日はラー油で乗り切ろう!
今はとても暑い夏である。
9月も中旬に入るというのに、暑い地域は35℃を超えているのだ。
異常気象だ。
そんな暑さを乗り切るためには辛い物を食べるのが一番である。
ということでご飯のお供や餃子・チャーハンの味変にも使えるラー油を紹介していこう。
1.そもそも夏に何故辛いものを食べるのか
そもそもの疑問である。
夏は暑い季節だ。
それは多くの人にとって当然のことだろう。
それならば、何故暑い夏に辛い物を食べるのか、という話になる。
暑いのだから冷たいものでも良いではないかと。
それには理由があるのだ。
1-1 気化熱の観点
人間は恒温動物である。
これは体内の温度を一定に保つという意味である。
夏のように暑い時期になると、体温調節のために我々の身体は汗を流す。その汗が蒸発することにより、皮膚表面の熱が奪われて温度を一定に保つのである。
辛いものにはカプサイシンなどのような成分が含まれている。
これらの成分を摂取するとアドレナリンが放出されるて発汗したり、脂肪を分解したりするわけだ。
この汗が蒸発してくれるから、我々は涼むことができる。
1-2 夏バテ予防
辛いものは夏バテ予防にも効果がある。
まず、暑い時期は陽射しや暑さのせいで具合を悪くしたり、吐き気が強くなったり、脱水症状になったりする。
こういう時、冷たい食べ物を食べると食べた瞬間は心地よいが、その後は下痢や消化不良に襲われるだろう。
それもそのはず。
冷たいものを摂りすぎると、消化器官の機能は弱まるからだ。
だから、夏寝るときは腹部を冷やさないようにタオルケットをかけろとテレビは言ってくるし、冷たいものの摂りすぎには気を付けようと口を酸っぱくするのだ。
辛い物を食べると辛み成分が消火器を刺激し血流量が増加するため、消化液が分泌されやすくなる。
したがって、夏バテ予防にもなるのだ。
2.おすすめのラー油
やはり、おすすめのラー油は何かと聞かれれば「ご飯のお供」の王道である桃屋から出ているラー油を私は答える。
その中でも私はこの「しびれと辛さががっつり効いた麻辣香油」(以下マーラー油と表記する)をチョイスする。
皆さんは麻辣の意味をご存じだろうか。
麻が舌や口が痺れる辛みであり、辣が口の中が燃えるような辛みである。
二種類の辛みを味わえるのが四川料理の魅力であるし、気軽に四川風味を味わえるのだ。
ご飯のお供にすれば麻婆豆腐とご飯を食べている気分に浸れる。
チャーハンをマーラー油で味変すれば、日本人好みのチャーハンが四川風味になる。
餃子にかければニンニクと唐辛子、花椒の味わいで口中がスパイス天国になる。
ご飯のお供にも餃子のふりかけにもチャーハンの味変にも使えるマーラー油いかがだろうか。