1.5ヶ月の育休を有意義なものにする、やって良かった3つのこと
こんにちは。すべての経済活動をデジタル化したい中村です。LayerXではセールス部のマネージャーをしています。
最近は最高気温が25度と、少しずつ秋らしい涼しさが感じられるようになってきましたね。
僕は2024年8月19日から9月末までの約1.5ヶ月間、第二子の出産を機に育休を取得しました。第二子は予定日通りに母子共に健康で誕生し、妻の産後の回復も順調でした。まずは妻に感謝。
この期間、育児に集中することで感じられた3つのことを紹介します。これから育休を取ろうと考えている方の参考になれば幸いです。
1. 子ども優先のスケジュールを組む → 長女と密な時間を過ごせる(&家事・育児の習慣化もできる)
子どもが生まれると、どうしても子ども優先のスケジュールになります。特に、僕の場合は長女もいるため、長女のペースに合わせた日々を送ることが重要でした。(ある種の義務感)
結果的に、もうすぐ2歳になる長女と濃密な時間を過ごせたことが何よりの喜びです。長女はこの時期、言葉や感情表現が急速に発達し、毎日が新しい発見と成長の連続でした。
電車に手を振る
軽くジャンプができるようになった
「あっち」「こっち」と指差しで言えるようになった などなど。
こうした変化を日々見守ることができました。育休中は以下のスケジュールで過ごしました。
このように毎日一定のリズムで生活することで、家事や育児が自然に習慣化され、ストレスも減りました。
考えてみれば、子どもが増えて育児が増えるのに加えて洗濯や洗い物などの家事は増える一方で、大人の人数は変わりません。むしろ、妻の回復を優先しながら数的不利な状況で生活を回さないといけないわけです。育児スケジュールの習慣化をしてコントロール出来る余地を持たせることは大切です。
2. お出掛けの場所の候補を複数持っておく → 自分自身も日常の充実が図れる
育休中、子供との外出先の選択肢を複数持つことは自分にとってすごく重要でした。
僕は目黒区、世田谷区、大田区の3区の界に住んでいるため、3区の近隣の児童館を一通り訪れました。それぞれの児童館でおもちゃの種類や過ごしやすさが異なり、天気や長女の気分に合わせて訪れる場所を変えることが多かったです。例えば長女は活発なタイプでおままごとをあまりしないため、手押し車で走り回れる場所の方が有難いです。児童館によってルールや雰囲気もまちまちなため、自転車で15分圏内であれば、一通り行ってみることをお勧めします。
児童館には、ひろばやお祭りなどのイベント情報が掲示されており、これらを積極的にチェックしました。夏祭りは猛暑で断念しましたが、これからの季節は過ごしやすくなり、こうしたイベントも楽しめるはずです。また、保育園の園開放情報もチェックしておくと、日々の予定を柔軟に調整でき、外出スケジュールを計画的に立てることができます。
3. 育休開始1週間前には引き継ぎを済ませておく & 育休中はスマホのSlackをログアウト → 仕事を完全に切り離す
育休中に仕事から完全に切り離されることは、心身のリフレッシュにとても効果的でした。LayerXでの仕事をサポートしてくれた同僚たちのおかげで、安心して育児と家事に専念できました。
特に、育休に入る1週間前には引き継ぎを済ませ、お客様対応などの業務を完了させておくことを強くお勧めします。これにより、育休中に仕事のことで気を揉むことなく、家族との時間に集中できました。また、育休中はスマホのSlackからログアウトし、週に2〜3回だけPCを開いて仕事のチェックをしていましたが、仕事関連の連絡は一切なく、チームがしっかり業務を回してくれました。本当に感謝しています。
以上、育休でやってみて良かったことを紹介しました。
育休中は公私を中途半端にせず、家事育児に専念するのが良いと思います。その分仕事のことを考える時間は減りますが、振り返ってみるとそれ以上のメリットがあるなと感じます。
これから育休を迎える方の参考になれば幸いです!