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カルチャーフィットの先に業務の広がりは待っている

こんにちは。バクラク事業部でフィールドセールスを担当している中村と申します。
私はちょうど1年前の今頃の時期に転職活動を始めたので、最近のように寒くなってくると当時に抱いた希望や不安を思い出して、とてもエモーショナルな気持ちになります。転職自体が初めての経験だったので最初は不安だらけでしたが、1年経った今では良い経験になりました。

さて、私は現在バクラク事業部のフィールドセールスとして、セールスを飛び越えてあらゆるプロジェクトの主導・推進をしています。業界特化のGTM(Go-to-Market:自社サービスや商品を顧客へ届けるための戦略)の模索、中途採用の施策推進、営業資料刷新を含めたセールス全体の提案力強化など、組織課題に幅広く顔を出して取り組ませてもらっています。

そんな私も、転職してから最初の頃は苦労しました。どのような苦労があって今に至るかをご紹介いたします。

自己紹介

フィールドセールス業務の範囲を拡げていること

まず、現在の私の業務範囲を記載します。

  • バクラクシリーズのフィールドセールス

  • ニュージョイナーのオンボーディング担当

  • 採用プロジェクト

  • BDR(アウトバウンド)商談の受注率引き上げプロジェクト

  • 営業全体のビジョンセリングを模索するプロジェクト

  • 特定の業界に絞った販路の開発(GTM)のプロジェクトオーナー

これらの施策は、会社や組織から「やって」と言われて与えられたものではなく、基本的には全て自ら手を挙げて実行しています。
背景として、LayerXは急激に成長をしていて、プロダクトがどんどん増えており、組織も柔軟に変更・調整をしているので、当然課題も色々と転がってくるため、手を挙げれば様々なことに取り組むことができます。こんな環境は他ではあまり経験できないことかと思います。(詳細はnumashiさん執筆のnoteでコンパウンドスタートアップについてをご覧ください。)

一方で本質的に大切なことは、足元の事業達成があってこそ、業務の幅を拡げることができる、という点です。個人の事業目標においても同じで、お客様のペインの解像度を高めて喜んでいただいた結果として個人目標の達成をしてこそチャンスを活かすことができるということかと思います。(事業計画は約束)

入社してから苦しんだ3ヶ月

2023年2月に入社してから、実は3ヶ月間くらいはあまり上手くいかずに苦労を重ねていました。ちょうどGW連休の前にセールス部長の上堀さんや、6月にマネージャーの大竹さんにも1on1で相談したことを覚えています。

苦しいと感じた要因は色々と考えられます。ただ今になって振り返ると、自分自身がやってきた経過としては以下のような流れでした。

  1. カルチャーフィットする

  2. 個人目標達成の成果を上げる

  3. 事業課題に手を挙げる

順番は大まかに、ということになるので、厳密に時期を区切っていた訳ではありません。2と3の時期は被るところもあります。また1カルチャーフィットは全ての土台のようなイメージがあるので、自分の中では最も工夫をしたと考えています。

カルチャーフィットで意識したこと3つ

具体的には以下の表のようなことを取り組みました。表の中身はあくまで自分だからこその内容になるので一概にこれが全て、という訳ではありません。

カルチャーフィットで特に意識した3つ

特に意識したのは、自分の行動と行動指針との照らし合わせです。行動とは、実際に口に出したこと(Slackでの発言)や、チーム内でのコミュニケーションの振り返りなど、細かいところまで意識をしています。

LayerXの行動指針の1つに、Be Animalという標語があります。

Be Animal:お客様や社会の課題解決のために、自分のコンフォートゾーンを出る勇気を持ち続けよう。

LayerX羅針盤より

私は新卒から10年間ベンチャー企業にいたので、Animalに活動することは自信もあったのですが、実際にLayerXで仕事をしてみると自分が全然Animalに動けていないことに気がつきました。

「考えてから動く」が癖づいてしまっていて、何かを取り組むのにも慎重なマインドセットで捉えるようになっていました。

己の改善へ、きっかけになったエピソード

LayerXでは、半期に1回、トラストフルチームフィードバックと呼ばれる、社内のフィードバック制度があります。前回は5月ごろに実施されました。
周囲から受けたフィードバックが己を変えるキッカケになりました。
以下、フィードバックの一部を開示します。

Aさん:「hiro(中村)さんは根が優しいから、ガツガツやるくらいで周りから見るとちょうど良いですよ」
Bさん:「その言い方だと他責ぽく聞こえちゃいますよ」
Cさん/Dさん/Eさん:「進め方は丁寧なのですが、まずやってみちゃうでも良いです。考えずにまず走ってしまう的な」

特にC~Eさんの3人から同じフィードバックを受けたのには衝撃でした。別の人から同じことを言われるのに改善しない理由は無いな、ということで自分自身のマインドセットを変える動きを始めたのを今でも覚えています。

カルチャーフィットはチームで支え合うもの

これまでお伝えしてきた中で大事なことは、決して私1人だけで頑張ったというような、精神論のようなことでは無いことです。LayerX羅針盤という良い行動指針の見える化がされていること、トラストフルチームフィードバックというLayerXの制度や仕組みの中で気づきを得られたこと、私自身が己の改善に取り組んでいることを周囲はポジティブに受け取ってくれたこと、などが重なってカルチャーフィットが進められたと感じています。

結果的に、10月度のMVP(fukkyy's Topic)に選出していただきました。良い行動をした人に社長のfukkyyさんから送られるMVPを受賞しました。チームがあったこそ受賞ができたと感じています。

受賞した際のスライド

このようにLayerXには、ニュージョイナーを歓迎するカルチャーや仕組みがあります。皆さんのカルチャーフィットを支えますので、現在LayerXに興味のある方もお気軽に門を叩いてください!

お知らせ

▼12/6(水)19:30~ LayerX Sales MEET UPというオフラインのイベントを開催します!@六本木ヒルズ森タワー
まだご参加枠もありますので、ぜひセールス社員と交流をしませんか?

お申し込みは以下リンクから

▼LayerX(バクラク)のセールスについてnoteを読んでみたいという方は下記リンクにまとめがあります。ご興味のある記事をご覧ください。

▼フィールドセールスについて何でもお話しするカジュアル面談のOpen Doorも用意しています!ざっくばらんにお話しましょう!


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