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【淡路島旅行】〜花とミルクの島でのんびり過ごす休日(建築・カフェ巡り)1泊2日モデルコース〜

三連休を利用して、かねてからずっと訪れたかった淡路島あわじしまを旅行してきました。

旅行中は10月と言えど、終始真夏日のような晴天に恵まれて、ハレ女のおでかけ晴天記録をまたも更新することになりました。

本記事では、淡路島の自然・建築・アートに触れつつ、忘れてはならない食レポをこれでもか…というくらい詰め込んで、花とミルクの島の魅力をたっぷりご紹介していこうと思います。

それでは、どうぞ。

淡路島は、兵庫県に位置する日本最大の島の一つで、瀬戸内海に浮かぶ自然豊かなスポット。
本州と四国を結ぶキーポイントにあり、明石海峡大橋で神戸市と直結している。
島は温暖な気候を活かした農業が盛んで、特に「淡路島の玉ねぎ」は全国的に有名。

〜淡路島 1泊2日モデルコース〜
【1日目】
・明石海峡大橋を渡って、淡路島へ
・淡路サービスエリアで海を眺めながら「しらす丼」ランチ
・淡路島一のパワースポット伊弉諾神宮参拝
・「TAKAMURA COFFEE ROASTERS FACTORY AND CAFE(タカムラコーヒー)」で休憩
・西海岸をサンセットドライブ
・青海波で沈みゆく夕日を眺めながらディナー
・グランドニッコー淡路に宿泊
【2日目】
・グランドニッコー淡路のバルコニーから日の出鑑賞
・建築家・安藤忠雄の建築の世界に浸る『海の教会』『淡路夢舞台』
・喫茶とランチ「森のオト。こぞらそう」でランチ

Day1 関西から車で走ること2時間・・・

見ての通り、最高のドライブ日和でした…!
明石海峡大橋を渡って、
あちらに見えるのが花とミルクの島、淡路島です!
まずは、淡路サービスエリア(下り)で腹ごしらえ。
しらすとネギトロがたっぷりのった丼にしました。
ほかほかご飯に大好物が2つも…大満足で並んだ甲斐がありました。

淡路島一のパワースポットと呼ばれている伊弉諾神宮いざなぎじんぐうへ。

伊弉諾神宮は、『古事記』・『日本書紀』の冒頭「国生み神話」に登場する、国生みの大業を果たされた伊弉諾尊イザナギ伊弉冉尊イザナミの二柱をお祀りする神社。

カメラを構えているとちょうどいいタイミングでかわいらしい巫女さんの姿が…。
『古事記』・『日本書紀』に記載がある中では全国で最も古い神社で、
淡路国一宮として古代から全国各地からたくさんの人が訪れているそうです。
『古事記』や『日本書紀』には、イザナギ尊という神様が、日本を作る役割を終えた後、子どもである天照大御神に国を治める仕事を任せたという言い伝えが。そしてイザナギ尊は、最初に生まれた淡路島の多賀という場所に「幽宮」という住まいを作り、そこで余生を過ごしたとのこと。その住まいの跡にお墓が作られ、そこに最初の神社として始まったのが伊弉諾神宮の起源だそうです。(by かほ調べ)
雲一つない青空…本当に清々しくて美しかった。
ちょうど七五三の時期ということで子どもさんの姿もチラほら見られました。

岩楠いわくす神社の夫婦大楠めおとのおおくす

伊弉諾神宮の中ある、岩楠神社
岩楠神社の中にお祀りされている夫婦大楠

長い年月の間、この地を守っている存在として畏敬の念すら感じるほど、圧倒的な存在感を感じました。
兵庫県指定天然記念物なんですって・・・。
元は二本のがいつしか根を合わせて一株に成長したもので、御神霊が宿り給う御神木と仰されています。夫婦円満、良縁、子授け、子育ての霊験あらたかと崇敬されているそうです。
別の角度から。
左側が夫(男性)、右側がしなやかに寄り添う妻(女性)のようにも見えますね。
太陽フレアがいい感じに仕事して〼
木漏れ日の中で万物がキラキラと輝く時間帯が大好きだ。
かわいらしい桃のかたちをした絵馬

「TAKAMURA COFFEE ROASTERS FACTORY AND CAFE(タカムラコーヒー)」でちょっと休憩。

神戸淡路鳴門自動車道「津名一宮IC」から車で10分ほど走らせた、海辺の生穂新島にある本格ロースタリー。大阪西区でワインとコーヒーの専門店を展開している「タカムラ」が手掛ける2号店。

生姜がたっぷり効いた自家製ジンジャーエールと珈琲ゼリーソフト
淡路島牛乳のやさしい甘さとほろ苦いコーヒーゼリーとの相性がバツグン。
明るく開放的な店内にはバリスタが毎日厳選しているコーヒーの他、こだわりのドリンクメニューや自家製ドーナツなど魅力的なメニューが豊富。ドライブの休憩に気軽に立ち寄りやすい雰囲気。
無機質な工場のような雰囲気を持つ外観と対照的な解放感あふれる屋内。
テーブルとテーブルの間隔がゆったりとしていて、とても自由にゆったり過ごせます。
2階のスペースはゆっくりと会話を楽しみながらドリンクを楽しむことができるソファ席も充実。

日本の夕陽100選にも選ばれた絶景のサンセットを横目に西海岸をドライブ。

淡路島の中でも、近年特に人気の新しい観光施設やレストランのオープンが続いているのが「淡路島西海岸」とよばれるエリア。

緑豊かな山々や美しい瀬戸内海・播磨灘の景観、そして日本の夕陽100選にも選ばれた絶景のサンセットや、満天の星空が見える高台など、淡路島の中でも近年、国内外から多くの観光客が訪れる注目のエリア。この日は、快晴だったこともあり、手を伸ばせば届きそうなほど絵に描いたような美しいサンセットが目に焼き付きました。

夕日が完全に沈む前にディナーのお店『青海波-SEIKAIHA-』へ

「青海波-SEIKAIHA-」という淡路島西海岸にある劇場&レストランの中にある
和食レストラン「青の舎(あおのや)」へ。
全席オーシャンビュー。
目の前には日本の夕陽百選に選ばれた播磨灘の絶景が広がります。
板前さんの手元を上から眺めながら、お料理を待ちます。
季節の岡持がどれも秀逸で一口ごとに感動がとまらなかった…。
上段:秋刀魚の酢の物、葛豆腐、しらす、かますの椎茸包み、丸上はじかみ
下段:八寸(胡桃カステラ、花蓮根、合鴨チーズ、昆布巻き、柚子柿、焼き湯葉)炊き合わせ(南京饅頭、茄子、小芋、青味、生麩)
薄衣の天ぷらは、サクサクと音がするほど軽くていくらでも食べられそうだった。
熱々の茶碗蒸しを頬張る幸せよ…
シャリが少なくて私好み。
鯛とマグロと平目とカツオと生しらすが特に美味しかった(…全部)

全体のお料理の8割を淡路島の食材で賄う、まさに地産地消のレストラン。

どのお料理も繊細で感動するほど美味しく、記憶に残り、気品あふれるラグジュアリーな雰囲気で、贅沢なひと時過ごすことができました。

食事の終盤、海の物語をイメージしたプロジェクションマッピングが流れたのですが、映像に見入ってしまって、写真を撮るのを忘れてしまいました。

Day2 日の出の3分前にアラームなしで起床。バルコニーから拝んだ日の出があまりにも美しかった・・・。

ベッドサイドに置かれていた日の出の時間。
なんと当日アラームをセットするのを忘れていたにも関わらず、ちょうど日の出の3分前に差し込む朝日で自然に起床。
まるで神話の世界。
自分が雲の上にいるような錯覚を覚えた。こんな反物があれば着てみたい。
太陽の赤ちゃんが顔を出した。オギャー。
ジワる…。
ついに本丸の登場。
日の出の時間は一瞬だったが、とても記憶に残る美しさだった。

『海の教会』

「海の教会」は、宿泊したホテル・グランドニッコー淡路の中にある教会。天からの光が差し込み十字架を描き出す独創的な設計は、世界的建築家・安藤忠雄氏によるもの。

晴れた日には、十字架にいい感じに光が差し込むことを想定して設計されている。
式場の予約がされていない際は、一般開放されていて自由に見学することが可能。
長い廊下を渡った先に・・・
十字架がドーン…。(語彙力)
本当にシンプル・・・。
思っていたほどには広くはなくとてもコンパクト。
建築美としてはアリなのかもしれないけど、仮に「もし自分がここで式を挙げたいか?」と聞かれたら、完全にノーだと思いました。天井は高いので上下の圧迫感はないようにも思えますが、全面がコンクリートに覆われているという意味で閉所恐怖症の自分は四方の圧迫感を感じてしまいました。正直レビューでごめんなさい…。
無機質なコンクリートがおりなす中に存在する厳かな空間は、
敢えてそれらを引き立てるために一切の無駄を排除したともとれるし、
「永遠の愛を誓うのに多くの装飾は不要。」という
安藤氏のプリミティブな声なき声を体現しているのか…とも思えた(知らんけど)

淡路夢舞台を鑑賞

グランドニッコー淡路に併設された「淡路夢舞台」。
人と自然の交流をテーマとした海外でも類を見ない複合施設として、安藤建築と自然が織りなす絶景が楽しめる。

絵に描いたような、花とミルクの島「淡路島」の絶景
10月とは思えぬ夏日で屋外見学(階段昇降)をしている間中、滝汗がとまらない

喫茶とランチ『森のオト。 こぞらそう』

今回の旅で最も行きたかった場所の一つ、喫茶とランチ『森のオト。 こぞらそう』
森の奥にひっそりと佇む小さな一軒家のカフェ。
店先の小さな甲板
もう店内の全てが心をギュッと掴まれる愛おしいものばかりで癒される。
珈琲のおとも(ショートブレット)
お店のショーケースからは、魅力的なケーキたちが迎えてくれます。
作り手の愛が感じられる
《特製デミグラスハンバーグ定食》1,950円を選択。
やわらかいハンバーグに、自家製の濃厚なデミグラスソースをたっぷりとかけた定食。
サラダ、淡路島米と黒米のご飯、具沢山のお味噌汁、副菜がたっぷりと添えられた
ボリューム満点ランチ。
ランチセットのこだわりのドリップ珈琲とミニスイーツのほうじ茶パンナコッタ
丁寧に淹れられたコーヒーととろけるように美味しいパフェの組み合わせが最高だった。
いつかこんな内装のアトリエを拵えたい。

そこで誰の目も憚らず、寝食を忘れて自分だけの世界に入って、
クリエイティブに没頭するんだ...。 という夢というか妄想を抱かせてくれた場所。
どの角度からキリトっても美しい。
ずっと見ていられる空間。
淡路島に来たら、また必ず再訪します。

まとめ:【淡路島旅行】〜花とミルクの島でのんびり過ごす休日(建築・カフェ巡り)1泊2日モデルコース〜

〜淡路島 1泊2日モデルコース〜
【1日目】
・明石海峡大橋を渡って、淡路島へ
・淡路サービスエリアで海を眺めながら「しらす丼」ランチ
・淡路島一のパワースポット伊弉諾神宮参拝
・「TAKAMURA COFFEE ROASTERS FACTORY AND CAFE(タカムラコーヒー)」で休憩
・西海岸をサンセットドライブ
・青海波で沈みゆく夕日を眺めながらディナー
・グランドニッコー淡路に宿泊
【2日目】
・グランドニッコー淡路のバルコニーから日の出鑑賞
・建築家・安藤忠雄の建築の世界に浸る『海の教会』『淡路夢舞台』
・喫茶とランチ「森のオト。こぞらそう」でランチ

いかがでしたでしょうか?^^

今回は、【淡路島旅行】〜花とミルクの島でのんびり過ごす休日(建築・カフェ巡り)1泊2日モデルコース〜というテーマでお届けしました。

淡路島、想像以上にゆったりとやさしい時間が流れています。
ぜひ次のお休みに時間を忘れてゆっくりお出かけされてはいかがでしょうか?

このnoteを読んでくださった方の旅が少しでも快適に豊かになることを願っています。その他ご質問やこんな記事を書いてほしい、などご要望があればいつでもコメント欄でお待ちしています。

ここまで、お読みくださりありがとうございました。
また次回のnoteでお会いしましょう〜〜^^

かほ|人生を変えるソロ旅プロデューサー
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【おまけ】
泊まったホテル(グランドニッコー淡路)の部屋の壁にあった貝殻アート

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