司法試験短答式過去問解説 平成27年刑法第1問
割引あり
1問題文
2 解説
不真正不作為犯に関する判例の知識を問う問題です。
今回は、「1.ア ウ」というような選択肢がペアになっている問題の解き方について解説していきます。
このような問題は、確実にわかる選択肢を絞り込み、消去法で答えを絞り込んでいくことが大事です。
例えば、不真正不作為犯の要件やその成立しうる罪責について考えてみると、ア、イ、エが誤りだとわかりますので、5が正答だと導けます。
3 チェックポイント
不真正不作為犯に関する判例の知識を問う問題です。
不真正不作為犯の限らず、例えば、間接正犯、幇助犯、教唆犯、身分犯等刑法には固定の専門概念がたくさんあるので、それらについて成立要件、趣旨等を基本書等を通して、確認していくことが大事になってきます。欠かさず確認しましょう。
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