犬?
ご無沙汰しています。
うっかり三日坊主になるところでした。
子供は今日で生まれて1か月がたちすくすくと育っています。
実は生まれて数秒後、まだ私が抱っこする前に看護師さんに
「この子、胸にあざがある。」
と言われたのです。
私たちはとんでもなく高齢夫婦だったので、スクリーニング検査、NIPT出生前診断をそれぞれ23週、14週の時に受けています。(このことはまた別の機会に体験談を書いてみましょう)でも検査のたびに言われていたのは「スクリーニング検査で耳が形成されてるかどうかはわかるけど、その耳が聞こえるかどうかはわからないんだよ。目の水晶体が形成されてるか否かはわかるけど、この子の視力がどうかはわからないんだよ。」でした。あざも生まれるまではわからない。
一瞬緊張しました。
その直後に胸の上に乗せられた我が子
なななんと胸に3センチほどの「台湾の形」のあざがあったのです。
なにこれ、なんかぐっとくる。
21歳で台湾に恋して台湾が好きで好きで23歳で台湾にやってきて40歳(あら、年齢ぼかしてたのにしれっと公開しちゃった)、17年。やっと生まれた台湾の赤ちゃんの胸に台湾のマーク。
か、かわいい。
というところまでは平穏だったのですが
家に戻ってきて旦那が話し始めました。
「台湾では茶色のあざって、前世は動物だった印なんだよ」
は?
「恩返しするためにこの世界に舞い戻ってきたって言われてるんだよ」
んんん?
「でね、思ったんだけどあの子、ヘイディ(黒弟)じゃないかなぁって思うんだよね」
えぇぇぇぇぇぇ?
やっと生まれた息子の前世は動物で、しかも旦那が飼ってた犬?ちょ。輪廻転生は信じる方だけど、ヘイディて割とつい最近まで生きてたよね?んでヘイディて庭に埋葬したっつー黒い犬だよね。
「もう少し大きくなってしゃべれるようになったらヘイディかどうか聞いてみようぜ」
自分の飼っていた犬が可愛いのはわかるけどなんとも微妙な母、藤樫。
その後たびたび旦那が我が子に向けて「ヘイディ!」「よーしよし、ヘイディ」「わんわん!」と呼び掛けてるのを耳にするのでした。複雑すぎる。
(あとから確認してみました。ヘイディはお手とお座りはできたけど、待てはできなく、うなりぐせがある犬だそうです。先行きちょっと不安)
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