【アラフィフエッセイ】母も詰将棋することに
息子は、週1回おじいさん達が集う将棋倶楽部へ通っています。
数時間にわたって
相手を変えながら対局をするのですから、
おじいさん達の体力や精神力は侮れません。
息子はことごとく負けていたため、
『目指せ、1勝!』と声かけしていたら、
先日念願の1勝ができたとのこと。
「やったじゃん!」
やっと勝ち取った1勝を讃えると、
もれなく㊗1勝のス〇バをおごる羽目に・・・
意外とちゃっかりしてる。
① 私にも影響が・・・
倶楽部の刺激を受けてなのか、
息子は詰将棋をするようになりました。
黙々と集中していることは、
とても喜ばしいのですが、
私に『お題』を出すのです。
「ねぇ、15手詰め考えたから、やってみてくれない?」
そんな・・・15手詰めって。
その『お題』は私にとって非常に難しい。
「お母さんにマウントとって、どうするの?」
抵抗しても、残念ながら一切相手にされません。
3手詰めはわかるけれど、
5手詰めになるとかなり時間がかかります。
将棋ゲームの詰将棋も、
なかなかクリアできません。
教育TVを観戦しても、
いっこうに自分の将棋に反映できないトホホな状況でして。
私が対応しないとダメなのかい?
口を尖らせながら、
何とか1手ずつ
息子からヒントを貰いながら、
うーーーんと時間をかけて
やっとこさ終えました。
達成感どころか、
頭がボーッとして疲労感に包まれましたけどね。
母は必死です。
息子よ、この必死さがわからないとか言わないでね?
② 将棋の楽しさ
おじいさん達にコテンパンにされても
「将棋が楽しい!」と言える息子に、
将棋の楽しさを尋ねました。
「将棋って、自由じゃん✨」
目をキラキラさせて答えてくれました。
小学生って素直ね~
以前も同じ答えをもらったような気がします。
私にはわかるような・・・
わからないような・・・
「もの凄い選択肢があるでしょ。
自分で考えて、自分で決める。自由でしょ?」
なるほど。
私はあーだこーだと考えていると、
頭の中がこんがらがって、
15手詰めなんてワクワクするよりも
疲れてしまうのにね。
息子は、その無限大の選択肢を思考することが
『自由だ』『楽しい』
ってワケです。
う~ん、
楽しむポイントは人それぞれだな。
私とは全く違いますね。
少なくとも息子は
目をキラキラさせて楽しめているってことです。
1日中全敗したとしても次に挑めることができる。
これって、結構ハードルが高いこと。
正直、羨ましいです。
私は凹まずに詰将棋をしたら、楽しめるようになるのかしら。
やっぱり苦手な反復練習が必要かしら。
ちょっと大変だけど。
疲労感ではなく、
達成感を味わってみたーい!
次の『お題』頑張るゾ。