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ナニコレ、初めて見た

スターバックスで読書中のこと。
硝子の外の背の低い植木の周りを何かが飛んでいる。最初は蜂だと思ったが、どうも違う。色合いは蜂みたいに黒と黄色に見える。でも黄色がもっとこうバナナの皮みたいにトロピカルな感じるがして、なにより尻の形がエビみたいだ。海老フライの尻尾。
 その小太りな海老フライ蜂は、蜂みたいに植木の葉っぱをツンツンしながら飛んでいる。むかしテレビの旅番組でみた花の蜜を吸うハチドリみたいだとも思う。からだの膨らみが柔らかそうに見えるから、小さい鳥のようにも見えた。
 気になり調べる。
 「蜂みたいな飛び方 海老」と。

 すぐに出てきた。「オオスカシバ」という蛾らしい。空飛ぶ海老フライという記事が多いことから、やはりそう見えるのは私だけでないようだ。
 長いこと生きてきて初めて見た。山登りをする程ではないが、子供の頃はそこそこ自然のなかで虫取りなんかもしたほうだと思っていたから、すごく驚いている。新潟にも昔から居たのだろうか。 こんなことがあるからUMAを信じたくなる。
 夏のロマンを感じた。
※画像は撮りませんでした。すぐ撮る習慣が無いことと、「虫が嫌いな人は見るのが嫌だろうな」と考えていたら何処かにいってしまいました。

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雨音ムッツ
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