見出し画像

「人生を変えた、18歳の秋」

#その先に何が待っているかなんて 、誰にもわからない


目次


1. はじめに

こんにちは、サトシです。

今日は、
「皆さんとの距離を少しでも近づけたい!」
という思いから、僕のこれまでの経験を
包み隠さず話します。

今回は、18歳の頃(2010年9月)の話。

2. 受験失敗からの転機

高校在学中、大学受験に失敗し、
卒業後はしぶしぶ浪人生活を開始。

しかし、2ヶ月も経たないうちに
その生活をやめてしまいました。

「他の人と同じレールで、
同じように生きていくことは
僕にとって幸せなのか?」

この思いと、
親が敷いてくれたレールとの間で、
ものすごい葛藤がありました。
(わがままでごめんなさい)

将来の目標も見えず、
千葉の居酒屋でアルバイトをしながら、
地元の仲間と楽しく遊ぶ日々を
過ごしていました。

ただただ毎日が楽しく、
未来のことはあまり考えていませんでした。

しかし、そんな日々を過ごす僕に、
父からの連絡が入りました。

当時シンガポールに
単身赴任していた父は、
その存在感が遠くにいても強烈でした。

森本家は幼い頃から、
怠けていると鉄拳制裁が飛んできます。
(誇張表現ですが、そのくらい怖かった)

「サトシ、一度シンガポールに来い。」

突然の誘いに驚きましたが、
逆らうこともできず、
シンガポールに行く決意をしました。

パスポートも急いで取得し、
未知の世界への一歩を踏み出しました。


3. シンガポールへの旅立ち

7時間のフライトを経て、
シンガポールに降り立った瞬間、
強烈なカルチャーショックを受けました。

独特な香辛料の香り、
様々な肌の色を持つ人々、
英語や中国語、ヒンディー語が飛び交う街並み。

これまで見たことのない
世界が広がっていました。

感動しました。
正体のわからない熱いもの
が沸々と湧き上がる感覚を覚えてます。

心の中でこう思いました。

「自分はなんて小さな世界で生きていたんだろう。」

地元で威張って、カッコつけて、
調子に乗っていた自分が
一気に恥ずかしくなりました。

外の世界を知らないまま
満足していた自分に気づき、
視野の狭さを痛感しました。


4. カルチャーショックと自己発見

約10日間の滞在中、
異文化に触れ、多くの刺激を受けました。

父が勤めている会社が
スポンサーをしていたこともあり、
F1のシンガポールグランプリの
VIPルームに行く機会を得ました。

(頭はパーマでチリチリ、
日焼けしたチャラい小僧が
出入りするような場所ではありません)

そこで、大手広告企業のMさんと
運命的な出会いを果たし、
お話しする機会をいただきました。

「もし今何もしていなくて
時間があるなら、
来月のAFAAnime Festival Asia)が
あるんだけど、シンガポールに来て
うちで一緒にイベントの仕事をしてみない?」

突然の誘いに驚きつつも、
僕は即答で「お願いします!」
と返事をしました。

父の承諾も得て、一度帰国後、
再びシンガポールへ戻り、
1ヶ月半のイベントスタッフとしての
挑戦が始まりました。

※仕事内容の詳細は次回に。


5. 新たな出会いと挑戦

英語が全く話せなかった僕にとって、
言葉の壁は大きな試練でした。

現地のスタッフと
コミュニケーションを取るために、
ジェスチャーや紙とペンを使って
何とか意思疎通を図りました。

リーダーシップも求められ、
言葉が通じない中で
人を動かす難しさを痛感しました。

この経験は、
自分の未熟さを知ると同時に、
大きな成長の機会となりました。

当時お世話になったMさんとは
今でも交流があり、
その活躍する姿に刺激を受けています。

独立後も大きな仕事を
手がけられている姿は、

正直カッコいいとしか言いようがありません。

後にロサンゼルスで再開した時。Mさんは真ん中。(2015年)


6. 行動することの大切さ

この経験を通して強く感じたのは、
**「行動は言葉よりも雄弁である」**
ということ。

何もできない、
何もわからない時でも、
手を差し伸べてくれる人がいるなら、
その手を掴んで飛び込むべきだと
実感しました。

未来がどうなるかなんて、
誰にもわかりません。

でも、だからこそ未知の世界に
飛び込む価値があるのだと思います。

自分を変えるチャンスは、
意外なところに転がっているものです。


7. おわりに

シンガポールでの経験が
僕の人生を大きく変えてくれました。

もし、今何かに迷っていたり、
目標を見失っている人がいたら、
ぜひ一歩を踏み出してみてください。

手を差し伸べてくれる人がいるなら、
その手を掴んで新たな世界に
飛び込んでみてください。

Action speaks louder than words.

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

皆さんとの距離が少しでも近づけたなら嬉しいです。


いいなと思ったら応援しよう!