この記事は、こんな人のための記事です。 シャンプーって、誰かに習ったことはありますか?銭湯(正確には、高円寺の小杉湯に)にすっかりハマった僕は、美容師という職業柄、他のお客さんがシャンプーしている姿を観察してしまう癖がある。 人それぞれが様々な洗い方をしている。その時、ふと思った。 「みんな、シャンプーの仕方って、誰かに習ったことはあるのかな?」 僕のいる美容室『らふる』では、髪型の相談だけでなく、お客様から髪に関するお悩み相談をもらうことが多々ある。飲みに行った先の
私は、2017年に「らふる」を開業。2020年11月に2店舗目となる「其のニ」をオープン。おおよそ4年の間、新店舗其のニを切り盛りし、本店は任せていたのだが、今年の8月、異動を行い、中村は「らふる(本店)」に戻ることにいたしました。 "其のニ"という名の店舗に、オーナーがいる。 其の二=No.2、セカンド、2番目。 オーナーは普通、本店にいるもんなんじゃないの?と、不思議に思われたこともしばしば。理由は色々とあるのですが、オープン時、コロナ禍真っ只中の出店で荷が重そうだった
らふるでは、当初より店の細部、特にお客様が直に触れるものに対して意識を向けています。 モノ選びの基準は長く愛せるモノであること。「基準である」ということだけ。拘っているというのとは、少し違う感覚かもしれません。 パッと見た時の印象や、そのものにまつわる背景などから選んではみたものの、長く使えなかったり、しっくりこなかったりしたものも沢山あります。しかし、コレらのことが無意味であったり、後悔するような事柄かといえばそれは違う。 「思ったんと違った。」ただそれだけであり、そこ
いやはや、お久しぶりのnoteになりました。 みなさんお元気ですか。数年間いろいろありまして、筆(タイピング)が遠のいてしまっていました。特別なきっかけはありませんが、気分が乗ったのでボチボチと再開しようと思います。これからも、役に立つかどうかわからないけれど、皆さんの生活に何かヒントになればいいなという気持ちで書いていきます。ぜひご覧いただければ嬉しいです。 兎にも角にも睡眠が大切。 これはもはや、耳にタコができるほどよく聴いたフレーズである。この耳タコなセリフの大切さを
私たちは、2017年4月に北参道エリアに出店。 確立されたコンセプトとノウハウにより、平均13,000円の高単価と90%以上の高リピート率を誇るヘアサロンです。 「暮らしを紡ぎ、笑顔をつなぐ」 価値観が激しく変化し、ますます多様性を求められる現代。このような時代に100年以上続くヘアサロンとなるために、私たちは上記のブランドビジョンを掲げました。 「末長く楽しめる髪をあなたに」が私たちの合言葉です。 ただ単にトレンドを追うことだけではなく、お客様の体質・価値観・ライフ
この記事はこんな方のために書きました。 ・髪を綺麗に伸ばしたい。 ・伸ばしていくと毛先がパサパサで引っかかる ・髪が自然と切れてしまって伸びない 髪を綺麗に伸ばしたいんだけれど、なかなか綺麗に伸ばせない。どうしたら綺麗に伸ばせるのか。髪を伸ばす決意をした方の中で、上記のようなお悩みを、抱える人も少なくないだろう。 時節の関係か、はたまた僕が髪を伸ばし始めたからなのか。ヘアケアに関する相談が以前にも増して、多くなったように思う。 髪は減免法で考える。お肌はおよそ4~6週
「一日幸せになりたいのなら、髪を切りなさい」 どこかのことわざで、こんな言葉があるそうです。 そして、このことわざには、続きがあります。 “1日幸せになりたいなら、髪を切りなさい 1週間幸せになりたいなら、旅行に行きなさい 1か月幸せになりたいなら、車を買いなさい 1年幸せになりたいなら、結婚しなさい でも、1生幸せになりたいなら、素直になりなさい” これが意味するところは、自分の外側にいくら幸せを求めても、それは一時的なものに過ぎず、本当に幸せになりたかった
ぼくは、北参道で『らふる』という美容院の経営をしています。 美容室経営というと、お店を魅力的に見せるブランディングや、メディアに取り上げられるカリスマ人気美容師の育成も大切です。しかし、そればかりが重要だと思われがちですが、そうではありません。 もっとも大切なのは、チームが育ちやすい環境を整えることだと、ぼくは考えています。 以前、『個人勝負は、もうやめよう。ぼくらの美容室が指名予約を推奨しない理由』というnoteにも書きましたが、お客様から指名をいただくことが評価され
ぼくが美容室を経営する中で、強いこだわりを持っていることがあります。 それは、お店で使用する「もの選び」です。 らふるでは、ただ質のよいものを取り扱うだけでなく、「お客様に胸を張って語りたくなるものかどうか」を徹底的に考えます。 お客様の毎日が明るいものとなるきっかけは、美容室とはいえ、「髪」以外であっても良い。僕はそう思ったのです。 もの選びの基準は、長く使えるかどうか。そして、本質的かどうか、です。それは結果的に、持続可能性を考えることにもつながります。 例えば
はじめまして。美容室『らふる』の代表をしている中村と言います。 「どうして美容師になったのか?」 美容師として働いていると、この質問をよくいただきます。この質問をいただいた時に、一言で明確な理由をお返しすることは難しいなと毎回思うんです。 なぜなら、振り返ってみると、なにか強い目的意識や憧れがあって、この職業を選んだわけではないからです。 おそらく、美容師を目指したきっかけは高校生の頃でした。 僕は小学生からサッカーをやっていて、中学ではクラブチームに入り、高校は全
ぼくが経営する美容室『らふる』は、オープンから約3年半が経ちました。そして、11月11日、2つ目の店舗がオープンします。 名前は『らふる 其の二』 場所は、原宿駅と北参道駅と表参道との中間です。(*渋谷区神宮前2-35-9-101) これまでやってきた1つ目の店舗を本店と呼ぶなら、本店からは歩いて2~3分の距離。ぼくにとって2号店がオープンしたというより、本店が「母屋」、其の二は「離れ」のような感覚です。 この『らふる 其の二』は、当面、スタイリストは中村のみが在籍す
*この記事はらふるWEBページからの転載です。 らふるには「くらしを紡ぎ、笑顔をつなぐ」というお店の理念のもと、様々な個性をもつスタッフが集まっています。このスタッフヒストリーでは、それぞれのメンバーのこれまでを振り返りながら、どんな想いをもって、らふるで働いているかを紹介します。 今回は、らふるが創業して間もない時期からのメンバーで、スタイリストの成田明紀子(なりたあきこ)のヒストリーです。 === 別世界が広がる空間に心をつかまれてはじめましての方も、いつもお
*この記事はらふるウェブページからの転載です。 らふるには「くらしを紡ぎ、笑顔をつなぐ」というお店の理念のもと、様々な個性をもつスタッフが集まっています。 このスタッフヒストリーでは、それぞれのメンバーのこれまでを振り返りながら、どんな想いをもって、らふるで働いているかを紹介します。 今回は、らふる創業時からのメンバーで11月からは「らふる1号店」の店長となるスタイリスト安田悠人(やすだゆうと)のヒストリーです。 ===== やるんだったら、中途半端にやらない。はじ
ぼくは、北参道で『らふる』という美容院の経営をしています。 現在、美容室の店舗数は全国に25万軒以上あるといわれ、その数はコンビニ店舗数の約4倍以上。今も美容院の店舗数は増加傾向にあり、美容室戦国時代と言っても過言ではないかもしれません。 そんななか、『らふる』は現在創業4年目。今年10月に2店舗目のオープンを予定しています。 新型ウイルスの影響で投資を控える企業が多いなか、「よくそんな強気な決断をしたね」と言われることもあります。ですが、経営状況を見ると、前年比からの
僕が経営する美容室『らふる』では、今月からECショップをはじめた。 そこには、美容室らしからぬ商品が並んでいる。 例えば、お茶。 このお茶は、代々木上原にあるミシュラン1つ星のレストラン『sio』監修によるもので、有機レモングラスと有機緑茶をブレンドし、サロン帰りの感覚をイメージさせる爽やかな清涼感と心地良いキレが特徴のブレンドティだ。お客様に提供する一杯を、「らふるらしいオリジナルのお茶にしたい」と考えていたところ、素材の本質を見極め、おいしさを超えた感動を追求するs
緊急事態宣言の発令後、僕が経営している美容室『らふる』は一気に客足が遠のいた。 1月、2月は、ありがたいことに前年売上比はそれぞれ単月で120%〜130%。らふるは毎年、前年同月比20%〜30%の売上成長を続けてきたので、計画通りの経営状態であった。 それが、3月に休校要請が出た瞬間からキャンセルが始まり、徐々に予約減少が拡大。3月は前年同月比で95%。4月はついに前年同日比で55%。 いよいよ恐れていた事態が急速にやってきた。 このまま、この状況が長引くのはマズい…