痩せるということ。

今回は、痩せる事について書いていきたいと思う。

単刀直入に言う。僕は、デブだ!


想像に耐えられるレベルのデブではあるが、もうぽっちゃりという可愛い言葉ではおさまらないレベルの太り方をしている。

僕は、中学〜高校時代まではめちゃくちゃ痩せていた。

部活でサッカーをやっていた事もある。(サッカー部時代の話も今度書きたいと思う。)

その当時は、いくら食べても太らないいわゆる無双状態であった。なんなら、スタイル抜群の股関節の所の溝ある系男子であったし、とにかく美脚であった。

そんな僕が、なぜこんなにも太ってしまったのだろうと考えて見た時、最近ある事に気付いた。あくまでも、僕の考察である。


というのも、高校時代のサッカー部で飯トレというものがあった。

泊まりの合宿では食べなければいけない量のノルマを達成しない場合は、食事から解放されないというものだ。食べられる事に感謝している側面、こんなに食べなくても良いじゃんって思ってしまう自分もいた。

元々、好き嫌いの多い僕には全て完食するのは困難に等しい。なぜなら、基本的にサラダにはトマトが入ってくるからである。


トマトが大嫌いな僕は、真っ先にトマトと重めの何かを他の部員と交換するという、苦行が待っていた。

他の部員も完食に必死である為、トマト一個に対しての交換とは思えない程の量のおかずやご飯を交換してくる。

それは僕にとっては、辛い事であったがトマトを食べるぐらいならとその当時の僕は思っていた。

話は逸れてしまったが、完全にその当時の飯トレのせいで胃袋が大きくなったのである。

そして、昔からの早食いがさらにデブに拍車をかけてきた。

高校卒業をして、社会人になってからも食欲の歯止めは効かず、最初の1年目で少し太り始めてきた。

そして、2つめの要素としてアルコールである。

アルコールを摂取する様になってからは他の追随を許さない速度で太りが加速してきた。

ただ、それでも地元に居る時は少し太ってきたねーと笑って許されるレベルではあった。

そして、今東京7年目に突入する時期にもう取り返しのつかないレベルにまで太ってしまったのである。

痩せようと何度も心みたが、結局自分の欲には勝てず。元来の飽き性もあいまって、ダイエットも長く続かない結果、この体たらくとなった次第だ。


自分の中で、2つの感情が葛藤する事が多々ある。

それは、自由にしたいというものと、規則正しい生活をするという事である。

もし、規則正しい生活をしても結局早く死んだら意味ないじゃん。だったら、自由になんでもした方が良くない?という考えをいったりきたりしている。

後者に関しては、完全なる怠け者の思考だ。


それでも、この2つがぶつかり合った時に大抵勝つのが後者なのである。

そうして考えると、今まで僕はずっと楽な方、楽な方を人生において選択している。

その結果が、デブだ!

痩せるという事は、もはや部活や修行の一貫だと自分の頭をマインドして始めて出来るのではないかとまで考えている。

しかし、今痩せようとしなければもう二度と痩せる事は無い年齢まで来てしまった。

あの頃の輝きを取り戻して、みんなに痩せたね。と言われる事を取るか、はたまたこの生活から抜け出せず、ずっと自堕落な生活を続けるのかは、このコロナ自粛が終わった後にでも、冷静に考えていきたい。



いや、今考えろよ。 


と思った人も居るだろう。それは甘い考えである。

僕が、痩せようと決心出来るのは当分先の話なのだろうと書きながら思った。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?