4月のこと
桜めぐり
今週は移動の傍ら、桜をいっぱい目にしました。
数日のうちに、あっ!という間に満開になりました。
ふわふわ咲いて
まるで牡丹雪のよう
現実を忘れるかのような光景でした。
今日は肌寒い小雨
今年の桜ももう終わりです。
そう、桜に誘われて
ふらり出かけてふと立ち寄ったリサイクル店。
お着物や和装小物が、溢れるようにぎゅっと並んでいました。
お着物を来て楽しむような街歩きなどの
イベントもなくなっていたためか、
断捨離がすすんだ方が多かったのか、
かく言う私も、着物から遠ざかっていました。
せっかく自分で着られるくらいになってきたところだったので、忘れてしまうのはもったいない。
わずかながらも着物を着るようになり、
着物は苦しい、不便と思っていた考えが
変わりました。
慣れた洋服とはちがうから
少なからず
身動は取りにくい
なので、動きは効率よく。
お着物を着た方の所作が美しいのは
余計なことを限りなく減らしているからなのでしょうね。
和の伝統や、芸事は
奥ゆかしくもシンプルなことに
ここでも気付かされたのでした。
最小限で効率よく、機能的。
昔の方は
お着物から解放されて、心も解き放たれたような気持ちだったのかな
なんて思いましたが
なんでもあり、な殺伐とした
今を生きる私には
ちょっと不便が心地よい。
着るもので変わる
気持ちの変化
リサイクル店で買った足袋
日々をさり気なくカッコいい立ち振舞になれるよう(それは、お洋服でいようとも思うのです)
お着物を着る、再開のきっかけにしようと思います。