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秋の句(´-`).。oO

朝霧の 携う影の 柔衣
朦朧伸びる 薄も濡れ手

あさぎりの たずさうかげの やわごろも
もうろうのびる すすきもぬれて


<解説>
早朝、霧の濃い景色を見れば、朝日が霧に拡散されて柔らかな光に満ちている。ひんやりとした空気の中で、その柔らかな影がまるでふわふわとした衣のよう。
少し眠いままに、そこに思わず手を伸ばすと、仄かな湿りを感じる。それはまるで伸び始めた若いススキの穂に露が着くみたいで。

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