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成長しやすい職場の作り方!心理的安全性がもたらすポジティブな変化

こんにちは、ドイツ在住17年、「人生を100倍楽しむ!」
ドイツ式ライフコーチの西村 栄基(しげき)です
ニックネームは、「しげちゃん」です

自己成長と心理的安全性の関係

自己成長を促進する職場環境には、さまざまな要素が必要ですが、その中でも特に重要なのが

「心理的安全性」

です

心理的安全性」とは、上下関係にとらわれず、誰もが自由に意見を述べられる安心感のある環境を指します

心理的安全性が確保された職場では、メンバーが恐れや不安なく自分の考えを発言できるため、自己成長が促進されるだけでなく、組織全体に革新をもたらすことができます。

1. 「心理的安全性」が自己成長を促進する理由

自己成長」とは、新しいスキルを習得したり、現状を改善し続けたりするプロセスです。
この成長は、日々の仕事を通じて新しいアイデアを試し、フィードバックを受けながら改善していくことによって得られます。
しかし、「心理的安全性」が欠如している職場では、従業員が自分の意見を表明することに対して不安を感じ、リスクを取って挑戦することができません
この状態では、新しいことに挑戦するチャンスが減り、結果として成長も鈍化してしまいます。

心理的安全性」が確保された職場では、失敗を恐れずに新しいアイデアを試すことができるため、個々の成長が促されます
自由に意見を言える環境では、従業員は自己表現を通じて自分の能力や可能性を発見しやすくなり、これが自己成長の原動力となります

2. 上下関係にとらわれない環境の重要性

心理的安全性を確保するためには、上下関係にとらわれないコミュニケーションが不可欠です

【日本の多くの職場】では、上下関係が強く、上司に対して自由に意見を述べにくい雰囲気があることが少なくありませんこのような状況では、部下は提案や意見を控え、上司が期待する答えを提供する傾向が強くなりがちです

しかし、【ドイツなどの文化】では、フラットな組織構造が一般的で、上司と部下の間で自由に意見交換が行われることが当たり前とされています全員が平等に発言できる環境では、個々のメンバーが責任を持ち、積極的にアイデアを出すことが奨励されます
このような状況では、リーダーだけでなく、全員が意思決定に参加しやすくなり、組織全体で新しい価値を生み出す可能性が高まります。

上下関係にとらわれないコミュニケーションは、個々のメンバーの自己肯定感を高め、自分の意見やスキルが組織にとって重要であると感じることで、さらに積極的に学び、成長する姿勢を持つようになります。

3. 心理的安全性が組織全体の革新に貢献する

心理的安全性が確保された職場では、新しいアイデアや提案がしやすくなります
個々のメンバーが自由に発言できることで、異なる視点からの意見や創造的なアイデアが集まり、組織全体の革新が進みやすくなります。

たとえば、異なる背景や経験を持つメンバーが自由に意見を出し合うことで、これまで考えられなかった革新的な解決策が生まれることがあります。心理的安全性が高い職場では、リスクを取ることが奨励され、たとえ失敗してもその経験から学び、次の挑戦に生かす文化が醸成されます。

これにより、組織全体が常に新しいことに挑戦し、成長するための土壌ができあがります。心理的安全性が確保された環境では、失敗を恐れることなく挑戦し続けることができるため、組織全体が成長し、競争力を高めることができるのです。

まとめ

「心理的安全性」は、自己成長と組織全体の革新にとって不可欠な要素です。
上下関係にとらわれず、自由に意見を交換できる環境を作ることで、従業員は自分のアイデアや提案を自由に表現でき、成長を実感しやすくなります。これにより、個々のメンバーだけでなく、組織全体も革新し続けることができるのです。

その他、人生を豊かに過ごすためのヒントは拙著、

「ドイツ人のすごい働き方
  日本の3倍休んで成果は1.5倍の秘密」
  西村 栄基(著) 【すばる舎】

をご覧ください

では、また! 
しげちゃん

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