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ハザードマップを確認したら、避難予定経路が危険だった!
九州、熊本を中心に河川が氾濫して50人以上の方が亡くなった九州豪雨。実は、実家のある岐阜県もかなり危険な状況に。連日、叔母と母親と連絡をとりながらやっていますが、避難しようとしていたところが土砂災害の可能性があったなど、意外なことがわかりました。そこで原稿にまとめて、Yahoo!とtelling,にて公開しました。記事に書ききれなかったことをお伝えします。
ハザードマップを見てわかった、思い込みで避難する怖さ
実は、今回の災害での実家と叔母の家のあたり全域に特別警報などが発令されていて、近くではすでに甚大な被害が出ているところもあります。そのため、昨日の朝から叔母や母親に連絡をして、どんな状況か聞き、いつ逃げるか、どこに逃げるか、何を持っていくべきか、どこが危険かなどを話していました。
実家のあるエリアは、大丈夫だと思っていたのですが、叔母の「あなたの実家のあるエリアは大きな川が流れているから、水が来たら危険」という一言にハッとして、ハザードマップを調べてみることに。
そしたら、実は水害よりも土砂災害の危険が大きいことがわかりました。大きな川はあるけれど、そこは氾濫の恐れはない。あったとしても、橋から水面までかなりの距離があるので水位が上昇して居住地にくることはほとんどない。それよりも、盆地とはいえあちこちに山を切り開いて土地を広げたところがあるので、そこが土砂災害の可能性があると出ていました。
ついでにいうと、私は山間にある叔母の家は、土砂と川の氾濫を予測していたのですが、実はため池がたくさんあり、そこから水があふれて一帯が水没する危機があるんじゃないかということがわかりました。
ハザードマップを見なかったら、全然知らなかった事実です。ちなみに、叔母も母親も、インターネットはほとんど触らないので、ハザードマップを見たことはないといっていました。
ついでに、私が今住んでいるエリアのハザードマップを見たら、もし川が氾濫したら2階まで水浸しになるとありました。これは過去に確認していたのでそのままでしたが、逃げようと思っていた駅がどっぷり水につかるという可能性もあったのです。そんなわけで、やっぱり指定された避難場所に向かうのが一番安全だとわかりました。
避難場所、安全だからこそそこが指定されているということが頭ではわかっていても、つい素人判断で「こっちのほうがいいんじゃないか」と思ってしまうことがあります。でも、それが危険なんですよね。なぜ高台にある公共の建物が避難場所に指定されていないのか、よくわかりました。
今回、被害に遭っていない人は、ぜひ一度自分の住むエリア、両親の住むエリアのハザードマップを確認しておいてください。いざというとき逃げ遅れると、自分だけじゃなく家族や、また自分を助けに来てくれるかもしれない人々を巻き込むことになってしまいます。どうぞお気をつけて。
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