今年も面白かった夏の風物詩「池田模範堂」股間戦士エムズーン
「夏の股間の平和は、私が守る!!」
そんなセリフと共に、2018年の梅雨時期に突如現れて以降、毎年初夏に颯爽と現れては、毎年残暑ぐらいに唐突に界隈から去っていく、夏の風物詩のようになってきたVtuber。
その名も「股間戦士エムズーン (15g)」。
「ムヒ」等、虫刺されやかゆみ止めの薬品製造でおなじみの池田模範堂が生みだした、もはや知る人ぞ知るVtuber界のセミのような立ち位置の彼ですが。
もちろん今年も夏の股間の平和を守るためにやってきた!のかと思いきや、なぜか今年は「股間真っ盛りの青春アニメ」と称したトンデモ野球話を繰り広げる「股間球児エムズーン」として登場し、今年は例年よりちょっと長めの今日(9/9)「今年もVtuber活動を引退」しました。
twitterで指摘してる方もいらっしゃいましたが、「今年も引退」ってフレーズがもう何ともパワーワードです。
今回はそんな彼の活躍を面白半分で雑にまとめてみました。
股間戦士エムズーンのWEB初登場は、2018年6月配信開始のWEBアニメCMから。その勇姿はデリケアエムズの公式twitterやOriconチャンネルなどに今も残っています。
作品内訳としてはこれまでに「股間戦士エムズーン」が2018~2020年の3年間でWEBアニメ全8話、他テーマソング等が制作、配信。
他にも2020年公開の立木文彦&石田彰吹き替え版「股間戦士エムズーン 股間フリーダム版」と称した特別編が「7~8話」の計2話分あったりもするので、興味がある方は「チャンネルデリケアエムズ」でそのカオスっぷりをチェックしてみてください。
また、今年(2021年)の「股間球児エムズーン」はオープニングの他に、本編が全3話構成のWEBアニメになっているのですが、なんと第2話の選択肢で最終回の第3話が2種類に分かれるマルチエンディング仕様です。(なので動画は4つあります。)
こちらは「池田模範堂チャンネル(広告配信用)」にそのカオスな勇姿が残っているのでお暇な方は是非どうぞ。
一方、Vtuberとしてデビューしたのは2019年6月。
デビュー以降、毎年ずいぶんと企業案件としては力の入った案件放送をにじさんじと行っています。
特に月ノ美兎、樋口楓、剣持刀也、ジョー・力一らと共に、エムズーンの軽妙なMCで進行する大喜利企画として2020年に行われた配信「全国股間オープン模試」では、動画広告を表彰する「YouTube Works Awards」の「Small Budget, Big Results 部門(小さな予算で大きな結果)」の広告賞を受賞しています。
ちなみに一昨年、昨年は案件放送1件と歌動画1件の構成でしたが、今年は案件放送として8月に2件の案件放送「股間スクイズ」「青春股間ナイン」がそれぞれ配信されています。
余談ですが、毎回この軽妙洒脱でアドリブ力の高いMCをしているエムズーンの中の方。
以前からいったいどんな方なんだろうと思っていたのですが、今回調べてみたら、ご自身がお仕事履歴に記載をされてらっしゃいました。
ご紹介しておくと、池田模範堂本社がある北陸地方の、石川県金沢市で劇団羅針盤の代表をされている平田知大さんという方でした。ツイッターでもちょいちょいエムズーン関連のツイートをされてらっしゃいました。
さて、色々と書いてきましたが冒頭にも書いた通り、夏の終わりと共に今年もエムズーンは引退を迎えました。
果たして来年も彼は現れるのでしょうか?そして今年は球児でしたが、来年現れたその時には、果たしていったい何になっているのでしょうか?
出来ることなら来年も、その面白い企画案件配信を私たちに見せてほしいと願ってやみません。
さようならエムズーン!ありがとうエムズーン!また逢う日まで!!