Quality of LIFE
孤独・孤立対策推進法の施行
2024年4月1日から孤独・孤立対策推進法が
施行された
この法律は
「孤独・孤立に悩む人を誰ひとり取り残さない
社会」「相互に支え合い、人と人の「つながり」が生まれる社会」を目指すべく
感染症の拡大や単身世帯の増加などによって
深刻化する孤独・孤立問題への対応を
定めたものである
その基本理念は
①社会のあらゆる分野において対策の推進を
図ること
②当事者や家族の立場に立った支援が継続的に
行われること
③当事者等の意向に沿って社会や他者との関わりをもつことで孤独・孤立の状態から脱却して生活を円滑に営むことができるよう支援が行われることの3点であり
同法には
そのための国の責務、基本的施策、推進体制等が規定されている
同法において
孤独・孤立の状態は
「日常生活若しくは社会生活において孤独を覚えることにより、又は社会から孤立していることにより心身に有害な影響を受けている状態」(第1条)と定義されている
孤独はひとりぼっちと感じる主観的な概念
孤立は社会とのつながりがない・少ないという
客観的な概念と整理されるが現実に
当事者がおかれた状況や感じ方は多様である
その意味でも「望まない孤独」と「孤立」を
一体で捉え
多様なアプローチや手法で対応するとともに
孤独・孤立に至らないようにする「予防」の
観点も重要だと指摘されている
💫生活者個人が対応できること
現代社会では、血縁・地縁・社縁など人とのつながりが希薄になり、誰もが孤独や孤立に陥りやすい状況にある。
孤独や孤立は、心と体の健康に悪影響を及ぼすことが知られており、個人による解決だけに委ねず社会全体で取り組むべき課題といえる
国や地方自治体に孤独・孤立対策の策定と実施の責任がある一方で、国民一人ひとりにも、孤独・孤立の状態にある者に対する関心と理解を深め、国や自治体の施策に協力するよう求められている
これには、孤独・孤立対策のウェブサイト等を通じて理解を深めることや、啓発活動に参加することなどが含まれる
知識を得て、それを他人と共有することは
孤独や孤立を避け
レジリエンス(困難に対する適応力)を
高める助けとなる
ラテラルが考えている
孤独・孤立問題の解決のために
〜生活の変化に応じたライフデザイン見直し~
国や自治体の取組みだけでなく、私たち一人ひとりが日々の生活でどう気づき、どう行動するかも大切である。家でも、学校でも、職場でも、ちょっとした気づきや声かけが、大きな変化を生むきっかけになることがあるだろう
そして、孤独や孤立は健康や経済、人とのつながりと相互に影響し合うため、生活環境や状況が変わったときには、それらの要素にどう対応するか改めて見直すこと、つまりライフデザインの見直しが重要になる。一人ひとりが変化を捉え、その変化に応じて考え方を変え、さらに行動を新たにすることで、孤独・孤立の問題を解決し、ウェルビーイングを維持・向上できる方向に個人も社会も向かうことが望ましいといえる
QOLは本人の主観的な幸福感を重視
Quality of Lifeとは
Quality of Lifeの略で「生活の質」を
意味する言葉です
生活の質、 すなわち本人が幸福と感じられる生活を送っているかが重要になります
つまり
ADLは動作ができるかどうかが中心の考え方に
対して
QOLは本人の幸福感を重視した考え方です
ラテラル ~hikari--no--tobira~ MEGUでした♪
最後まで読んでくださりありがとうございました