![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/69282302/rectangle_large_type_2_fd6fd5891b2e13223276ff52d727e527.png?width=1200)
【家計管理のコツ】#9 生命保険が必要な人、不要な人
こんにちは、森大です。
医師をしながらFPとしても活動しております。
今回は家計管理のコツシリーズ第9弾
「 生命保険が必要な人、不要な人」
というテーマでお話させて頂きます。
家計管理シリーズでは
我慢せずにお金を貯める方法
をお伝えしています。
毎月固定でかかる保険費を減らすことで
日々の生活を我慢することなく節約ができます。
月5000円以上かかっている方は
このシリーズを読んでぜひ一度
見直してみましょう。
前回の記事では
「本当に入るべき3つの保険」
という話をしました。
その中の1つ生命保険。
この生命保険にはたくさんの種類があり、
良い商品もお勧めできない商品も
混ざっています。
今回の記事は
「生命保険ってどんなもの?」
「私に生命保険は必要なの?」
「良く分からないけど入っています。」
そんな方にはとっても役に立つ内容です。
それでは参りましょう!
続編となっておりますので、
まだ前の記事を見ていない方は
ぜひそちらからご確認ください!
―――――――――――――――――
1.生命保険とは?
![](https://assets.st-note.com/img/1641363229536-axBGv9KfLA.png)
生命保険とは、
被保険者(保険がかかる人)が亡くなった際に
遺族に保険金が支払われる保険です。
関係者は3人います。
契約者 ⇒ 契約を行う人
被保険者 ⇒ 保険がかかる人
保険金受取人 ⇒ 保険金を受け取る人
その組み合わせによって保険金を
受け取る時の税金の種類が変わります。
![](https://assets.st-note.com/img/1641363396696-ZEotbcTlcd.png?width=1200)
やや複雑なので、ここでは
被保険者が亡くなった時に指定された誰かが
お金を受け取ることができる保険
と理解しておけば十分です。
2.生命保険が不要な人とは?
![](https://assets.st-note.com/img/1641363771831-YAhQqJY9eu.png?width=1200)
前回の記事でもお話した通り、
生命保険は入るべき3つの保険の1つです。
しかしこれは全員必須という訳では
ありません。
例えば車を持っていないのに
自動車保険に入る必要はないですね。
じつは生命保険にも入るべき人と
必要のない人がいます。
入る必要のない人とは…
自分の収入で養っている人がいない人
です。
反対に配偶者や子供などを養っている場合は
生命保険に入る必要があります。
3.生命保険が不要となる理由
しつこいようですが、もう一度
入るべき保険の条件を確認します。
![](https://assets.st-note.com/img/1641363703167-T1JviSVkBd.png?width=1200)
ここでのポイントは
「生活の破綻を防ぐため」
というところです。
例えばこんな例を考えてみましょう。
【CASE】
30歳男性の会社員Aさん。
独身で子供はいません。
両親はそれぞれ自立した生活を送っていて、
自分の給料は自分の生活に使っています。
考えてみてください。
もしAさんが亡くなった場合
誰かの生活が破綻するのでしょうか?
誰も生活破綻しませんから、
不要な保険ということになります。
***
ある時知人から
「でもさ、自分の葬式代くらいは出したいよ。」
と言われました。
気持ちは分かります。
しかしそれは保険ではなく
貯金でするべきことでしょう。
なぜならこれも、
保険の期待値は必ずマイナスなので
貯金の方が理にかなっているからです。
***
また、家族が望んでいるのは
お金ではなく生きていてくれることです。
もし僕に子供がいたら、
「死んだ時のために保険に入ったよ」
と言われるよりも
「健康のためにタバコをやめたんだ」
と言われた方が嬉しいです。
自分にとって生命保険が必要なのか、
ぜひ一度考えてみましょう。
***
念のため付け加えておくと、
僕の話しているのは理屈の部分です。
「理屈ではそうかもしれないけど、
感情面でそうはいかないよ。」
その場合は、それで良いと思います。
選択肢に対して責任を取るのは自分ですから。
しかし理論を知って選ぶことは大切です。
自分の頭で考えて、
必要な時に必要な分だけ
保険に入れるようにしましょう。
おわりに
今回は家計管理シリーズ第9弾、
「 生命保険が必要な人、不要な人」
というテーマでお話しさせて頂きました。
まとめます。
◆生命保険は被保険者が亡くなった時に
遺族が保険金を受け取ることができる保険。
◆生命保険は入るべき3つの保険の1つだが、
全員必須なわけではない。
◆生命保険が不要なのは「自分の収入で誰かを養っていない人」。なぜなら生活破綻する人がいないということだから。
◆その場合は健康管理をしながら、貯金で有事に備えましょう。
以上です!
次回は生命保険の「貯蓄型 vs. 掛け捨て型」
について掘り下げていこうと思います!
ぜひまたご覧下さい!
***
今後もお金のテーマを中心に
役に立つ記事をお届けします!
もし「面白い、役に立つ」と思って頂けたら
いいね、フォローなどお願いします。
コメント欄への質問もお待ちしてます。
Instagramやstand.fmなど
各種リンクはこちら ↓
#お金 #勉強 #お金の勉強会
#投資 #投資初心者 #資産形成 #資産運用
#投資信託 #株式 #債券 #預金 #貯金
#家計管理 #支出 #節約
#保険 #保険費 #保険料
#掛け捨て #貯蓄型
#生命保険 #医療保険
#火災保険 #自動車保険
いいなと思ったら応援しよう!
![ダイ@医師/FP/投資家](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68594851/profile_8396e68a7de62ac27ad175bd9da7a1e6.png?width=600&crop=1:1,smart)