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ヒアルロン酸治療のアートとサイエンス vol.1
こんにちは、森大です!
今回はなんと!
ついに!
初めての!
医者としての投稿です!笑
いやぁ私こちらの記事でもお話ししたのですが、
自分のキャラクターを「医者」と捉えておりません。
もちろん週に5日間も医者として働いているわけですから、最も長い時間を医者として過ごしております。
しかし頭の中ではなんやかんや他の活動のことも
考えなくてはなりません。
例えばこんな感じ。
・ブロガー
・ファイナンシャルプランナー
・不動産投資家
・ダンサー
…
医者と言う人格の占める割合が一般的な医者よりは
少ないのではないかなーなんて思っています。
ただもちろん、僕は医者としてプライドを持って
仕事をしています。
適当にこなすような気持ちは微塵もありません。
そもそも僕は循環器内科(心臓の担当)から転職して
美容皮膚科医になっています。これは自分のやりたいことを突き詰めた結果です。
***
そこで、一度は医者としての記事も書いてみようではないかと!
得意とするヒアルロン酸治療について書いてみようではないかと!
そう思い立ち、PCの前に座っております。
よろしければ目を通してください。
今回は分かりやすいように画像多めでお送りいたします!
1.ヒアルロン酸とヒアルロン酸注入剤のちがい
まず人間というのは必ず老います。
そしていつかは美しさのピークを過ぎてしまいます。
見た目の老化を遅らせたり、若返りを行う治療が
アンチエイジング治療であり、ご存じの通り非常に
ポピュラーなものとなっています。
***
ヒアルロン酸はもともと人体に存在する成分です。
水分を引きつけたり肌に弾力を持たせる効果が
あります。
体内にあるヒアルロン酸は寿命が短く、数日という
短い期間で分解と生成の回転をしています。
対して美容医療で使うヒアルロン酸製剤は化学的に
固く結合させてあります。長持ちするように作られた
ジェル状の製剤です。
2.ヒアルロン酸治療とは?
で、これをなぜ顔に注射するのかという話です。
人間の顔を風船にたとえると、
皮膚 → 風船のゴム
脂肪、骨 → 空気
ということになります。
そしてここ大事。
脂肪や骨というのは年齢とともに
やせ細っていきます。
するとどうなるでしょうか?
はい。
風船はしぼんでいきますね。
それが「たるみ」というやつです。
脂肪の変化
骨の変化
もちろん肌質も低下していくのですが、
僕たちの目には見えない中身の変化が
非常に大きいんです。
***
ここまで来たらお分かりの方も多いでしょうか?
ヒアルロン酸治療とは
「失った脂肪や骨のボリュームを戻す治療」
なのです。
風船に空気を吹き込めばハリのある状態に戻ります。
それがヒアルロン酸治療なのです。
3.風船と人間の顔は異なる
しかしここで大切な点があります。
風船は入口から吹けば均等に膨らみますが、
人間の顔はそうはいきません。
そこで注入の技術や理論、
そしてセンスが問われるわけです。
医療はよく「アートとサイエンスの融合」と
言われます。
次回はヒアルロン酸治療を行ううえで僕が考えている
「アートとサイエンス」についてお話しさせて頂きます!
おわりに
今回は
「ヒアルロン酸治療のアートとサイエンス Vol.1」
というタイトルでお話をさせて頂きました!
最初は1記事で終わる予定だったんですが、
そこそこの文章量になりそうだったので2つに分けることにしました!
内容的には
今回 → 「ヒアルロン酸治療とはなにか」
次回 → 「ヒアルロン酸治療の時のぼくの頭の中」
そんな内容をお送り致します!
よろしければご確認ください!
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