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【個別株投資 #5】投資方針まとめ 2024.7版
ご挨拶
こんにちは、ダイです!
医師、FP、投資家として活動しながら、発展途上国の支援事業を夢見て日々活動しております!
投資家としては以下を運用中です。
●不動産 (6棟、41室所有)
●株式 (インデックス、個別株)
●債券 (米国債、ETF)
●仮想通貨 (BTC, ETH)
個別株に関する成績はX(旧Twitter)で公開しており、2024/7時点で620万円の含み益を達成したところです。
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僕は2022年に個別株投資をスタートし、同年秋に大失敗しました。
(大きな損切りをしました)
そこから学び直し、2023年に資金200万円から再スタート。
2023/2にポートフォリオが含み益に転換。
約18カ月で現在の含み益620万円に辿り着きました。
(包み隠さずお伝えすると、この間の確定損失が-180万円ほどあります)
毎月給料日の入金
配当金
短期トレードの利益
これらを原資に元金を700万円ほどまで増やすこともできました。
***
この間僕の投資理論は着実に成長し、再現性をもって結果を出せるようになっています。
投資手法は当然重要。
しかし、手法はそれを支えるマインドやメンタルなしには成立しません。
例えば良い銘柄を良いタイミングで買えても、相場の波で値を下げた時に簡単に損切りしてしまっては勝てるものも勝てません。
自分の軸をしっかり持つことが何より大切なのです。
***
今回は「投資方針まとめ 2024.7版」というテーマで、僕の投資方針について余すところなくお伝えします。
本記事の対象は以下のいずれかの方です。
●投資方針が定まらず、迷っている方
●僕よりも投資歴が短い方 (3年以内)
●特に長期投資家の方
●単純に興味のある方
また、この記事を読むと以下の点が分かります。
●手元資金200万から含み益620万円を作った投資方針
●その方針に辿り着くまでの思考過程
●投資効率を上げながらリスクを抑える方法
無料部分を読んで、有料部分に進むかご検討ください。
過去作の内容も関連しますので、そちらもお読み頂くとより正しい理解に繋がります。
【過去の記事】
#1 :個別株投資を行う理由 ~αとβ~
#2:含み益ポートフォリオに拘るべき理由
#3:信用取引の使い方
#4:銘柄選びの具体論
■読者コメント
頂いたコメントを掲載させて頂きます。
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それでは本編に入らせて頂きます!
1.2024.7時点の投資方針
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現在の投資方針を一言で表すと以下の通りだ。
長期 × 大型 × バリュー × 分散 × レバレッジ
僕たちには様々な選択肢がある。
長期投資 or 短期投資
大型 or 小型
バリュー or グロース
集中 or 分散
現物 or レバレッジ (信用取引)
あなたはどのような方針だろうか?
まだ定まっていない方もいるだろうし、自由に使い分けている方もいるだろう。
沢山の投資スタイルが存在し、唯一の正解もない。
しかし、僕は自分なりの根拠を持って前述の方針を取っている。
以降その根拠を解説していく。
2.長期投資か?短期投資か?
投資の時間軸には主に4つのスタイルがある。
【投資の時間軸】
●長期投資
●スイング
●デイトレード
●スキャルピング
僕は長期投資を主戦場としており、本セクションではこの理由を述べる。
僕が主に長期投資を行うのには理由がある。
前提として兼業投資家(平日週4勤務)というのはあるが、それだけではない。
次のチャートを見てほしい。
日経平均、TOPIXの月足チャートだ。
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見て頂くと分かる通り、2012年以降の日本相場は長期上昇トレンドを描いている。
当然調整やコロナショックを挟んで来たわけだが、明らかに右肩上がりの相場だ。
6-12-24ヶ月の移動平均線もほとんどPO(パーフェクトオーダー)を形成している。
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端的に言えば
お金ができたら株を買って、寝ていれば勝てる相場
ということだ。
非常に残念なことではあるが、2022年の僕を含めこの相場の中で負けるというのは何か問題がある。
多くの場合は短期的視野に振り回されて損失を確定したり、利益が小さなうちに確定しているに過ぎない。
売らなければ良かったのだ。
事実、僕には2022年に買って寝ておけば良かった銘柄が多数ある。
いくつか例を出そう。
赤丸で購入し、その後損切り利確に関わらずイグジットしている。
(中にはより高値で買い直したものもある)
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まだまだあるが、これくらいにしておこう。
こう見て頂くと、僕がどれだけの潜在利益を失ってきたか分かるだろう。
ただ放っておけば多額の利益に繋がったものを、ある時はプレッシャーに負けて損切りし、ある時は少しばかりの利益を欲して利確してきたわけだ。
浅はかな選択がもたらした損失は計り知れない。
利食い千人力なんて格言があるが、これは短期投資にのみ適応されるもので上昇トレンド中の長期投資には邪魔でしかない。
上昇トレンド中は損切りも利食いも潜在利益を失う行為であることに変わりはない。
株式市場からすれば「余計なお世話」と言ったところだ。
(もちろん銘柄個別には強弱があり、全体としての話をしている)
***
しかしこれは上昇トレンド中だから言えること。
トレンドが変わった場合は長期投資の有効性は乏しくなる。
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1989から2012年までのおよそ25年間、売却をしなければキャピタルが安定しなかった。
レンジ相場や下落相場では短期トレードを交えるか、インカムに比重を置く必要がある。
あくまで現在は長期投資が有利な相場であるということだ。
いつまで続くかは分からないが、基本的にインフレが続くうちは株価も上がっていくと見ている。
そしてその流れは序章を迎えたに過ぎないと考える。
以上のことから僕は
長期投資
を基本方針としている。
以降、長期投資を行う上で
大型株か、小型株か
バリューか、グロースか
集中投資か、分散投資か
現物か、信用か
という点について掘り下げていく。
読み終えた時には僕の投資方針を真似るにせよそうでないにせよ、あなたの頭の中はスッキリ整理されていることだろう。
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