【黒歴詞#9】スタートライン

倒しても倒しても次の敵がやってくるよ
一体どこから間違えたんだろう？
もしかしたら初めから間違っていたのかもしれない
「人は適応する生き物だ」
昔そんな言葉を聞いたっけなあ
あれ？　一体どこのどいつだったっけ？
実際そうだと思うよ
あんな国のあんな場所でもほら彼は生きている
こんなことを言う僕を君は蔑むだろうか
じゃあ君は今すぐ彼らと変われるのか？
もう適応を終えてしまった彼らと

叫んでも叫んでも心から這い上がってくるよ
克服したはずなのに何故、今、ここで？
もしかしたら目を背けていただけなのかもしれない
「いじめられている奴が悪い」
昔そんな言葉を聞いたっけなあ
あれ？　そもそもそんな話聞いたっけ
実際そうだと思うよ
でもどうやって彼らは克服するんだろうね
だから朝の報道じゃ当たり前すぎて流れないくらい人が飛び降りていくんだと僕は思うよ
でもこの流れは変えることはできない
原始時代まで遡ったら少しはマシになったりするのだろうか

春が来て、夏が来て、秋が来て、冬が去る
いつの間にか僕らは大人になっていく
幾つも割り切って、幾つも後悔し
それでも前へ進むことでゴールへと辿り着く
振り返ったら駄目だなんて適応させられて
それでも這いつくばっていく
心が弱いだけの彼らを踏み台にしながら

---

・『じゃあ君は今すぐ彼らと変われるのか？　もう適応を終えてしまった彼らと』はわりと良い感じのフレーズだと思います。適応を終えるって多分オリジナルのフレーズの気がする…はず。一応メモっておきます。