【黒歴詞#1】Perceive
まず彼らが死ねばいいのにって思った
次に俺が死ねば簡単だと考えた
そして最後に全てが消えればいいと思った
ベッドから飛び起きて音楽プレイヤーを取り出してみる、そしてふと気付く
俺の周りには最高がいっぱい、最高のアーティスト、最高の音源、最高の音質を約束する最高のイヤホン
あいつもこいつも特別才能を持っていた
どれもこれもが特別で満ち溢れている
そして気付いた
俺は特別な人間じゃない
泣く泣く夢の世界に逃げることにした
次に布団を被って死にたいと願った
そして全てなくなればいいと神に祈った
天井を睨んでさっきの続きを考えてみる、そしてふと気付く
俺の周りには最低がいっぱい、最低のコミュニケート、最低のマナー、最低の騙し合いを約束する最低の環境
どいつもこいつも最低のゴミ屑野郎だった
どれもこれもが負の感情で溢れている
そして気付いた
ゴミ屑は俺だけじゃない
この世界の人間はウン十億人
ウン十年で全員生き逝きたとして、これまで何千億人生きたんだろうね
元々生きる意味なんてないさ
俺には生きている奴の生きる意味なんてとってつけた理由にしか聞こえないんだよ
でも自分の命を守るため、大切な奴を生かすには働くしかないんだったね
じゃあ自分の命が大切なんかじゃない僕は? 大切なものなんてない僕は?
そう考えた時に頭の奥が熱くなった
何だこれ? 一体これは何なんだろう?
そんなものなんて絶対にないとかまだ言う奴は死んだ方が世界のためだ
そう言う僕を見て笑う奴は笑えばいい、さぞかし幸せなんだろう
お前が失った分だけ俺が得する
せいぜい地べたで死ねずに這いつくばっていろ
俺は自分の快楽のため、自分を守るためだけに全てに這いつくばってやる
・生まれて初めて書いた詞です。信じられないと思いますがこの詞のおかげで友達が1人できました。今見ればけっこう粗がありますね。『元々生きる意味なんてないさ』っていうフレーズ、多分そんなに言葉の意味もよく分からないままどっかで見たものを無自覚のままパクったんだと思います。最近ようやくこの言葉の意味を正しく解釈できたような気がするので。