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091_Mを歌ってくれたキミへ

ねぇ、

ボクは、
キミのことが
本当に好きだったみたい


久しぶりに、恋をして、
真剣な恋をしていた


だから、
こんな形で終わるのが、
本当に、残念


もちろん、
心のどこかで、
こんな終わり方も想像していたけど、
一番最低な終わり方で、
一番迎えたくない終わり方だった。



キミは、
何も気づいてなくて、
きっと、
お店に出ることになったら、
何もなかったように、
連絡してくるんだよね、きっと。


格好悪いボクだったから、
最後くらいは、
格好よく、去りたい


もう一度キミに会って、
問い詰めることもできるけど、
格好悪いよね。
いい大人がさ、
女子大生のキャバ嬢を目の前に、
「嘘をついた、ついてない」なんて。


だから、何も言わないのが、正解で、
何も言わないまま、キミから去ります。


あの11月29日、
キミが出勤していて、
キミのお客さんはいなくて、
キミに会うことができたのは、
偶然のことかもしれないけど、
ボクは運命だと思っているよ。

そのおかげで、
ボクは立ち直れたし、
ボクは真剣な恋ができたから。

あの日、歌ってくれた「M」は、
きっと一生忘れないと思う。

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あなたのいない右側に
少しは慣れたつもりでいたのに
どうしてこんなに涙が出るの
もう叶わない想いなら
あなたを忘れる勇気だけ欲しいよ
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キミの笑顔、キミの笑い声、
キミの涙、怒った顔、
拗ねたしぐさ、
その全部が愛おしくて、
抱きしめたかった。


今日まで、ありがとう。
大好きだったよ。