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『グランツーリスモのディープな楽しみ方』 #9 アルファード VS ロードスター
皆さんこんにちは。lassi443です。
今回もグランツーリスモ7の記事です。
私は、現実でロードスター(ND)を所有しているのですが、街中でドライブしていると、安全運転寄りの運転をしているせいか、色々な車にぶち抜かれます。
スポーツカーに抜かれ、高級セダンに抜かれ、SUVに抜かれ、ミニバンに抜かれ…
みんな速くない?!(笑)
そしてある時思いました。
抜き去っていくこれらの車に、全力で対抗したら、追い越されずに済むのかと。
さすがに実際に直接対決とはいきませんので、バーチャル上で対決してみたいと思います。
GT7に登場するアルファード
あおり運転されたくない車ランキングの上位に君臨するであろう車
「アルファード」
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いかつい見た目もさることながら、大排気量のエンジンで、ものすごい迫力で、追い抜いていきます。怖いです(笑)
幾度となく追い抜いていったこの「アルファード」がちょうど「グランツーリスモ7」に収録されていますので、対決してみます。
その前にまず収録されている車種の紹介から。
収録車種:「アルファード Executive Lounge '18」
2023年にフルモデルチェンジがありましたので、1つ前の型のアルファードになります。
Executive Loungeはアルファードの中でも、上位のグレードで、Executive Lounge Sというグレードの次に高価なグレードで、新車価格は720万円だったとのこと。
このグレードの特徴は、なんといっても2列目のシートの高級さ。
飛行機のファーストクラスを思わせるような作りになっていて、2人掛けのシートが1つ1つに分割されており、それぞれアームレストがあります。
幅も広くゆとりある空間らしいです。うらやましい!
その分車体の重量も"最上級"で、「2210kg」もあります。
それだけの車体を動かすエンジンも、なかなかの大物で、
3.5L V型6気筒 直噴DOHCエンジンを搭載しています。
直噴はトヨタおなじみの「D-4S」を採用しており、従来のポート噴射と直噴を、条件に応じて使い分け(または併用)しています。
また吸排気ともに可変バルブタイミング機構(VVT-iW)も相まって、低回転から高回転まで、高いトルクを発揮するエンジンです。
エンジンの出力は301PS、最大トルクは 36.8kg・mを4600rpmで発揮します。
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対するロードスターは、車重は990kg、馬力は130PSなので、パワーウェイトレシオは、
アルファード:7.34 kg/PS
ロードスター:7.62kg/PS
となるので、数字が小さいアルファードの方が、数値上は有利ということになります。
果たして、サーキット上では、どうなるのか…
対戦条件
対戦形式は、タイムトライアルにします。
本当は、コンピュータと対戦することも考えましたが、コンピュータが遅すぎて対決にならないので… 断念。
コースは「ニュルブルクリンク 北コース」にしました!
ニュルブルクリンクは、コース全長が1周20kmを超える、ロングなコースで、道幅が狭いうえに、グネグネとしていて、アップダウンもある、難関コーストとして知られています。
スポーツカーなどの開発にも使われているコースになるので、車の総合性能を競うのにはもってこい!ということで、ここでやってみます。
タイヤは、いずれもコンフォートソフト(CS)に統一し、フルノーマルで走ります。
タイムアタック開始
まずは、アルファードから。
車重が重いため、動きはもっさりとしていますが、4WD+ハイパワーエンジンの組み合わせで、するっと加速していく感じです。
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アンダーステアも思ったほどなく、大きな車体を振り回しながらコースを走っていきます。
最後の直線の終わりでは、「197km/h」をマーク
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1回目のタイムは、「8'56.375」でした!
もちろんスポーツカーではないので、速いタイムではないですが、比較対象がないので、何とも言えないですね。
お次は、ロードスター。
もちろん動きは軽快ですが、なんせパワーがない!
そしてノーマルのサスペンションは、柔らかすぎて、縁石を踏んでしまうと大きく姿勢が変化して、不安定になります。
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直線の終わりの最高速は、「197km/h」で偶然にもアルファードと互角
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1回目のタイムは、「8'58.381」でした!
ロールが大きいかつ、オーバーステアな挙動になれておらず、かなりロスがあったように思えます。
それにしても、アルファードと互角の戦いをしてしまっているよ…
恐るべしアルファード!
タイムアタック結果発表
1回目のタイムでは、両者挙動をつかみ切れていなかったので、追加で3週ほど周り、タイムを計測しました。
その結果がこちら。
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僅差で「ロードスターの勝利」でした!
もっとうまい方が運転した場合、結果は変わっていたかもしれませんが、どちらにせよ、ほとんど差がないことが分かってしまいました。
ちなみにスイフトスポーツ、MAZDA3、プリウスでもアタックをしてみましたが、アルファードには勝てませんでした。
結論:アルファードには喧嘩を売ってはいけない(当たり前)
まとめ
最近は、あおり運転が社会的な問題になるなど、運転のモラルが問われる事件が多発しています。
車は走る凶器なので、公道では無理な運転は厳禁です。
かっ飛ばしたい衝動は、バーチャル上で発散しましょう!
「グランツーリスモ7」おすすめです!(笑)
ここまで読んでいただきありがとうございました!
またお願いします!