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社員インタビュー:コンサル役員が抱く想い

皆さん、こんにちは!LASINVA広報担当です。

今回は、LASINVAのコンサル役員である小島さんへインタビューを行いました。

コンサル初の取締役である小島さんからLASINVAの良いところ、課題だと感じている点をNGなしで本音を語ってもらいます。

LASINVAのコンサルタントの働きが気になっている方にとっては非常に参考になる情報が満載ですので、ぜひ最後までお楽しみください。


簡単に自己紹介をお願いします!

小島と申します。

現在は、LASINVAのコンサルティングチームの責任者を担っております。

私は、新卒で大手SIerであるNTTデータに入社し、一貫してシステムエンジニアとして、主に製造業や流通業向けの業務システムの開発に従事していました。

約10年間、前線での開発やプロジェクトマネジメントに携わる中で、自身のさらなる成長の機会を求め、次のキャリアを模索するようになりました。

SI業界からの典型的な転職理由の一つに、「より上流から案件に携わり、開発を前提としない提案がしたい」というものがあるのですが、私も例に漏れず同じような気持ちを抱いていました。

そういった経験が出来るのではという期待から、戦略系のコンサルティングファームであるボストンコンサルティンググループ(以下、BCG)に転職しました。

BCGでは、中期経営計画や事業戦略の策定、新規事業の創出といったいわゆる戦略系/上流の案件から、業務改革やコスト削減といった実行寄りの案件まで、幅広く経験することができました。

特に入社当初は大変苦労し、自分はコンサルに向いていないのではと思わされるような挫折も幾度となく経験しましたが、何とか勘所を掴み、マネージャーとしてプロジェクトを牽引する役割を担うまでになりました。

BCGで刺激的な濃密な時間を過ごした後、22年の4月にLASINVAへと参画し、現在に至っています。


オフィスでメンバーと打ち合わせ

LASINVAに入った経緯を教えてください!

自己紹介でも触れた通り、前職のBCGでは非常に多岐にわたるテーマの案件に参画し、コンサルタントとして大きく成長できました。

当時は新しい経験や自己成長に向けて一心不乱に業務に邁進しており、クライアントや会社からのフィードバックにも大変満足していました。

ただ、それと同時に、年齢的な節目を迎え、自分のキャリアについて深く考え始めていた時期でもありました。

そんな中、既にBCGを卒業していた元同僚である社長の中川から突然、「コンサルファームを立ち上げたので一緒にやらないか」という誘いを受けました。

当初はこの提案に対して、正直やや消極的でした。

なぜなら、これまでのキャリアでは一貫して"裏方"としてお客様を支えてきたので、次に挑戦するなら事業会社で直接事業をリードする立場を経験したいと考えていたためです。

ですが、中川と何度も話し合う中で、彼の強い想いに心を動かされました。

彼は、コンサルティング業界でまだ十分に解決されていないニーズに応え、コンサル事業を軸に様々な事業を展開したいと考えていました。

そのビジョンに魅力を感じ、最終的にLASINVAへの参加を決意しました。

加えて、私が参加するタイミングでは、中川を含むメンバーはわずか3名。

初期メンバーとして会社の立ち上げに関われることも、大企業での経験しかなかった私にとっては大きな魅力でした。

今はどのような業務をされてるんですか?

入社以来、コンサルティング案件のデリバリーに携わりつつ、LASINVAとして初となるプラットフォーム事業の立ち上げをリードしています。

コンサルタントとしての業務は、いわゆるピュアな戦略立案から全社デジタル化のプログラムマネジメント、IT施策の実行支援など、非常に多岐にわたっています。

NTTデータでの開発経験、BCGでの戦略やデジタルトランスフォーメーション(DX)などのコンサルティング経験を活かし、顧客からの実績や信頼を積み上げつつ、同時に私たち独自のコンサルティング手法の確立を進めています。

一方のプラットフォーム事業については、構想段階から具体的なサービスの開発までを牽引し、外部のコンサルタント、デザイナー、開発ベンダーの協力を得ながら目標としていた2023年末までのベータ版ローンチを達成しました。

ローンチしたプラットフォームについては、別記事でご紹介しますので、今しばらくお待ちください!

また、最近では経営陣としての役割に徐々に重きを置き始めており、具体的には、コンサルタントの採用、営業活動、社内研修の構築を始め、さまざまな経営アジェンダにも積極的に関与しています。

どんなところに仕事のやりがいを感じますか?


小島さんが考える「コンサル」という仕事のやりがい

私が最もやりがいを感じるのは、「答えのない問題を解くこと」です。

これは必ずしも事業創造や戦略策定に限ったことではありません。

より現場に密着した案件においても、例えばステークホルダー間の複雑な関係性により進行が難しい状況において、どのようなアプローチを取れば解決へと導けるかを考え、提案することも含まれます。

コンサルティングに限らず、自らが考え抜いた仮説やアイデアを提案・実行してその結果を検証し、また次の行動を考えるという知的な営みに面白さを感じます。

また、「自分の関与した仕事を通じ、組織や人が変化していく様子を目の当たりにすること」も、やりがいの一つです。

一義的には、支援したクライアントが行動を変えたり、ビジネス上の具体的な成果を出したりすることは、コンサルタント冥利に尽きる喜びだと思っています。

また、一緒に働くメンバーがプロジェクトを通じて成長し、仕事を楽しむようになるといった変化も、私にとっては非常に嬉しいことです。

入社して良かった・改善すべきだと感じる点は?

まず、LASIVNAに入ってみて良かったと感じる点は、組織の柔軟性の高さです。

社長の中川が築いたカルチャーだと思いますが、「社員の意見を真摯に聞き入れる」「悪かった点は素直に認めて改善する」という文化は、わずか数名の組織だった頃から今に至るまで維持されています。

また、最近改めて思うのは、社員が他者へ貢献する精神を持っていることです。

例えば、Slackで「こういう知見を持っている方いますか?」と質問を投げるとすぐに複数名が回答してくれたり、地方創生のプロボノ活動への参加を呼びかけると、忙しい中でも積極的に手を上げてくれる方がいる点は、当社の魅力的な特徴だと考えています。

一方、悪かったというと語弊があるのですが、組織として未成熟な点が多々ある点は認めざるを得ないかと思います。

そもそも、私が入社した当時は単なるチームと言った形で、会社として備えるべき制度や仕組み、効率的に業務を進めるためのインフラやツール等何もない状況でした。

その後、徐々に社員を増やしていく中で、営業の組織化や評価制度の制定、社内研修の設計、SaaS等のツール導入など、都度必要なものを揃えてきましたが、まだ十分とは言えない状況です。

ただ、個人的には、白地のキャンバスに絵を描くが如くゼロから会社を作っているという感覚もあり、種々巻き起こるトラブルも含め学びが多く、良い経験だと感じています。

そして今後入ってくる社員の方々とこれを共に創り、ブラッシュアップしていきたいので、そのような「会社を共に創る/より良いものにしていく」、ことに面白味を感じる方にLASINVAはマッチしていると感じますし、是非そのような志向性の方とご一緒したいと思いますね。

複数の案件に関与しているため日中は打ち合わせも多い

強く印象に残っている仕事はなんですか?

私がLASINVAで最初に取り組んだ某製造業の戦略策定案件が、特に印象深いです。

前職のBCG時代は、経験豊富なシニア陣やグローバルのネットワーク、優秀なコンサルタントやスタッフの支えがありました。

一方この案件では、未知の業界での挑戦だった上、正式なメンバーは協業経験のないフリーコンサルタント1名のみで、ちゃんと価値が出せるのか正直不安でした。

しかし、プロジェクトの超初期段階でのファクト収集や論点/仮説の設計、全経営層へのインタビューを通じた課題抽出や、経営合宿を通じた戦略の磨き込みなど、BCG時代に培った経験をフルで活かし、必要なプロセスを着実に実行することで、クライアントの期待を上回る価値を創出することが出来ました。

ここから、クライアントからの信頼獲得、継続的な案件受注に繋がり、私個人としてもLASINVAでの大きな成功体験となりました。

一方で、やりきれなかったという意味では、歯科技工所の戦略策定案件があります。

歯科技工の業界構造は非常に興味深く、かつクライアントの市場における立ち位置や状況も非常にチャレンジングなものでした。

私自身、この会社を通じて業界そのものを変革したいという思いを持ちましたし、当社として価値が出せると確信もしていました。

また、プロジェクトの中では、机上での戦略策定のみならず、営業マンに終日同行するという泥臭い経験を通じ、インサイトを得ることができました。

案件自体は、クライアントからも評価を頂けたのですが、予算や当社リソースとの兼ね合いでプロジェクトの継続に至らず、それが後悔として残っています。

それでも、短期ではありますが半年後に別案件につながったのと、そのあとにも、その会社の社長が当社オフィスを訪れ、共に練り上げた施策を着実に実行し成果を上げていると聞いた時は、救われた思いがしました。

いつかまた、当社として、あるいは個人として、この案件に関われることを願っています。

やっぱりコンサルの仕事は激務ですか?

煮詰まったらフリースペースで休憩する場面も

コンサルティングという業務は実のところ、自分自身のコントロール次第で快適に働くことが可能な仕事であると、私は経験上感じています。

確かに、限られた期間で高い成果が求められるという特性上、時には稼働負荷が高まることはあります。

特にコンサルティングの経験が浅い時期には、自らが価値を発揮するために多くの時間を投資せざるを得ないという場面も十分有り得ます。

しかし、業務に支障をきたさない限り、働く時間の柔軟性は意外と高いと思います。

例えば、私自身で言うと、日々子供の保育園の送り迎えをサポートしていたり、金曜日には早めに業務を終えてパーッとリフレッシュし、代わりに週末の空いた時間に作業するなど、プライベートとのバランスを取りながら働いています。

実際、仕事ができる人ほど効率的に時間を使い、家族や趣味などプライベートを充実させていることを、前職時代から感じています。

一緒に働きたい!と思う人ってどんな人ですか?

一緒に働いていて心地よいと感じるのは、「オーナーシップ」を持っている人ですね。

オーナーシップとは、自分の仕事に対して責任感を持ち、主体的に行動する姿勢を指します。

大前提として、コンサルティングという観点で、スキルや経験、得意不得意は人によって千差万別なので、足りないところは関係者間で補い合いながら全体として成果を出せれば良いと考えています。

したがって、未経験や異なる領域からコンサルへチャレンジされる方であっても、共に働くという意味では大歓迎です。

ただ、そうした時に重要になってくるのがオーナーシップだと思っています。

つまり、いかに自分事として担当する業務に取り組み、コミットメントを持って進められるかといった点が、実際に個人としての成長・パフォーマンスに大きく影響してくると考えております。

ちなみに、オーナーシップが大切だと言うと、何でも自力で頑張るのが良いのかとよく誤解されるのですが、実際はむしろ逆で、成果を出すためなら上司だろうがクライアントだろうがガンガン巻き込んで、何が何でも成果につなげようとする人が、私の想定するオーナーシップを持った人物像です。

あとは、「素直」であることも大事ですね。

素直な人は、良い意味でアンラーニング(自身の古い価値観ややり方を捨てて学ぶ)することができますし、結果として年齢に関わらず成長できます。

また、他者の意見に素直に耳を傾けるという点でも、お互いを尊重し合って仕事ができる人だと思います。

私自身もこれらのマインドを失わないようにし、チームで共に高め合いながら日々の業務に邁進していきたいです。

今後どんな仕事にチャレンジしたいですか?

LASINVAという会社をいかにして社会にとって価値の高い組織へと成長させるかが、私にとっての最大のチャレンジだと考えています。

これまでは、個人としての成長やプロジェクトを通じたクライアントへの価値提供に注力してきましたが、今後は自分自身の影響力をさらに広げ、LASINVA全体としての価値を最大化することに軸足を移していきたいと考えています。

そのためには、当社としての強みを磨いていかなければいけませんし、採用や育成を通じた体制の強化も必要です。

それぞれが私にとって未知の領域であり、学ぶべきことも多く、失敗も重ねることになろうかと思いますが、同時にエキサイティングな経験でもあるので、楽しみながら取り組みたいと思います。

もちろん、現役のコンサルタントとしても前線で活躍し続けたい気持ちはありますので、新たなお客様、新たな領域の仕事にも積極的にトライし、知見や経験の幅を広げていきたいです。

最後に採用希望者の方へメッセージを!

当社は、大手のコンサルティングファームと遜色のない、クライアントにとってインパクトの大きな案件を多数抱えています。

したがって、参画するコンサルタントに対しても、非常にチャレンジングな環境を提供できると確信しています。

また、未経験/若手の方向けの育成やサポートの体制については、大手ファームと同等以上のものを目指して整備を進めております。

加えて当社には、社員同士の一体感や経営層との距離の近さ、会社の成長を肌で感じられるダイナミズムといった、小さな組織ならではの魅力も溢れています。

また、社員自身が手を上げて、組織づくりやゼロイチでの事業創出に携わる経験ができることも、当社ならではの特徴であると考えています。

何よりも、当社には仕事に対して誠実で、好奇心旺盛なメンバーが集まっています。

同じような志を持つ方にとっては、非常に心地良く、やりがいのある環境だと思います。

是非、コンサルティングや組織づくりといった「答えのない問い」に取り組むことを楽しみ、私たちと一緒にワクワクしながら働きましょう!

***

―小島さん、ありがとうございました!

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今回の記事でイメージを深めていただけたようであれば、とてもうれしく思います!

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