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求人票の検索漏れ・マッチング漏れ防止に向けてできること

求職者の採用が決定して初めて報酬を得る人材紹介業では、求職者をいかに求人へ応募させるか・企業の求人にどれだけ求職者を集められるか、といったマッチング率を高めることが、売上の向上に直結します。
そのため、自社で持っている求人を抜け漏れ無く求職者に紹介できるかどうかは非常に重要なポイントとなり、前提として、求人企業の求人情報を鮮度高く(常に更新された状態で)把握しておく必要があります。

しかし、数多の求人企業から日々沢山の求人情報の依頼・情報更新の連絡があり、リアルタイムで・適切に求人情報を管理しきれていない、という紹介会社様も多いのではないでしょうか。

本記事では、求人情報を効率良く管理し、効率よく情報検索・マッチングをするために、見直すべきポイントについてご紹介します。


1.求人情報の管理方法を見直す

・求職者から応募意思をもらった求人ポジションに推薦しようとしたところ、案件がクローズしてしまっていた…
・自社で紹介が可能な求人だったにも関わらず、求人作成をしていなかったばかりに紹介が漏れ、他社経由で先に応募されてしまった…

上記のような失敗はありませんか?

人材紹介会社の基本的なスタンスとしては、
「依頼を受けた求人票は即座に作成し、求人の情報が更新された場合は、すぐに社内で管理している求人情報に反映する」
というのがベストな状態です。
しかし、人手不足などの要因で、上記の業務を行うのに時間が足りない場合は、管理方法を効率化する必要があります。
例えば、「求人依頼を受けたけれど、自社に登録がある求職者にはマッチしない」という案件の場合、急いで求人作成をしたとしても、求職者を紹介することはできないでしょう。
求人企業からの依頼で、優先度高く取り組む案件と、そうでない案件の線引きを社内に共有しておくことで、効率良く求人情報の管理を行える可能性があります。

例えば、

・職種
・勤務地
・雇用形態
・年収帯

といった要素で基準を設け、
「○○職の依頼については1営業日以内に必ず作成する」
「勤務地が○○以外の求人については、1週間以内に作成すればOK」
などの社内ルールを決めておくことで、自社に登録がある求職者に対してマッチする確率の高い求人については、常に最新の状態を維持することが可能になります。


2.求人の属性を分類分けする

・求人情報はあるものの、キーワード検索が主流になってしまっていて、検索漏れ・紹介漏れが発生している…
・一人の求職者に対して、担当する社員によって検索・紹介する求人が異なる…

上記のようなお悩みはありませんか?

求人情報が適切に管理されていたとしても、求職者に紹介がされなければ意味がありません。
また、社員の力量によって、検索できる求人票の数に偏りができてしまう状況も好ましくないでしょう。
誰もが同じように求人を検索し、求職者に紹介できるようにするためには、各求人がある程度分類されている必要があります。

例えば、各求人に「職種」の選択肢を割り振って、
「営業職希望の求職者には営業職の求人が必ずヒットする」
「事務職希望の求職者には事務職の求人が必ずヒットする」という仕組みづくりが必要になります。

・職種
・業界
・雇用形態
・職種or業界未経験者の応募可否
・年収帯

などの要素で基準を設け、求人の属性を分類することによって、求人情報の検索をしやすくし、検索漏れ・紹介漏れを防止することが可能です。

なお、上記はあくまで一例となり、各企業それぞれの事業に合わせて属性を設定する必要があります。


3. 求人情報を常に最新の状態で管理する『LaS』

近年ではATS(採用管理システム)を通して求人依頼を行う企業も多くあり、求人企業にとっては、1つのシステム内で採用業務が完結する形になりますが、人材紹介会社の立場では各社のATSツールに合わせて対応を行わなければなりません。

弊社では、
・ATSからの求人依頼を自社システムで作成し直している…
・ATSからの求人依頼が多すぎて、全ての求人を管理しきれていない…

というお悩みをお持ちの人材紹介会社様に対して、課題解決のお力添えができるシステム『LaS』をご用意しています。

▼機能の詳細
大きな機能としては、下記2点です。

・各種ATSの求人をまとめて・簡単にLaSにインポートできる。
→LaS上に各ATSの求人情報が集約され、求人検索の工数を削減します。

また、ATS上の情報は、自社でカスタマイズした求人フォーマットに合わせて出力できます。
なお、求人情報は、当該ATSシステムのID・パスワードをLaS上で設定していただくだけで自動反映されるため、インポート時の操作は不要です。

・LaSシステムにインポートされた求人が、元のATS上で更新された際に、LaS上の求人も自動で更新される。
→求職者に紹介した求人が、ATS上のどの求人であったかの識別を容易にします。
「ATS上で求人タイトルが変更されてしまい、求職者に紹介したポジションがどれであったか分からなくなった…」
「ATS上で採用終了になった求人を求職者に紹介してしまった…」
というような事象を防止できます。

▼他社サービスとの違い
LaSは、各種ATS求人の自動集約だけでなく、求職者情報・企業情報・マッチングの進捗状況も含めた人材紹介業務の一元管理が可能なシステムとなっています。
マッチングのサポート機能やデータ分析機能など、人材紹介事業に必要な各種機能を兼ね備えており、事業課題に応じた業務効率化のご提案が可能です。

その他、事業課題に応じた業務効率化のためのソリューションがございますため、少しでも気になることがございましたら、まずはお気軽にご連絡をください。

人材紹介事業向け管理システム『LaS』についてのお問合せはこちら


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