求人票の作成業務を効率化する方法~生成AIの活用例など~
求職者を求人企業に紹介する際には、法律上、書面で労働条件を明示する義務があるため、人材紹介会社にとって、求人票の作成業務は避けて通れないものとなっています。
数多の求人企業とやり取りをする人材紹介業において、求人案件が非常に多く、求人票の作成に時間がかかっている…
というお悩みをお持ちの企業様も多くいるのではないでしょうか。
本記事では、求人票作成業務の効率化を図る方法をご紹介します。
1.テンプレートを活用する
求人票は、法律によって記載する内容が定められています。
そのため、内容は異なっていたとしても、基本的な構成はほぼ共通になります。
自社で運用するための、求人票のテンプレートを用意しておくことで、求人票を毎回一から作成する手間を省くことができます。
下記は、テンプレートに記載すべき項目の一例です。
※求人票への記載事項について、詳細はこちらをご確認ください。
【テンプレート作成で使用できる具体的なツール】
・CRMシステム
CRMシステムを利用すると、求人情報を簡単に管理でき、求職者の進捗状況の確認も可能になります。
特に人材紹介事業向けのCRMでは、求人票のテンプレート作成機能を備えていることが多く、求人票のクオリティを均一にすることができます。
・ExcelやGoogle Sheets
マクロを活用して、求人情報を入力すれば自動的に求人票が作成されるような仕組みを構築できます。
2.AIや自然言語処理の活用
AIを活用することで、文章の校正やフォーマットの統一を効率的に行うことが可能です。特定のパターンに基づいて、求人情報を自動生成したり、入力内容から不足している項目を提案することもできます。
【文章の校正やフォーマットの統一で使用できる具体的なツール】
・ChatGPT、BERT
言語モデルを使用し、標準化された求人票の文言を生成・編集できます。
・Grammarly、DeepL Write
求人票の文法チェックやより魅力的な言い回しを提案できます。
3.データベースの活用
過去に作成した求人票の履歴をデータベース化し、新たに求人を作成する際に類似の過去の求人情報を再利用できるようにします。
同一企業から多数の求人依頼を受けている場合・また、取引先の求人企業において、求人票の更新が頻繁に行われているなどの場合に有効です。
4.オンラインフォームと連携する
Google FormsやTypeformのようなオンラインフォームを利用して、担当者がフォームに入力した内容が自動的に求人票フォーマットに反映されるように連携すると、求人情報の収集が効率化されます。
4.求人票の作成業務を効率化する『LaS』
リクサス株式会社では、紹介事業向けの管理システム『LaS』 を提供しております。
LaSでは、求人票への必須記載事項を踏まえた上で、自社事業にマッチしたオリジナルの求人票を作成することが可能です。
なお、運用後の項目のカスタマイズも簡単に操作ができますので、法律の改正によって求人上の記載事項に修正・必須が生じた際も、簡単に変更をすることが可能となります。
▼ATS求人の自動反映&更新機能
LaSの運用を開始する際・新規求人の依頼を受けた際に、ATSの求人をまとめて・簡単にシステムにインポートすることが可能になっています。
なお、LaSにインポートされた求人が、元のATS上で更新された際は、LaS上の求人も自動で更新される仕様となっています。
求人は、当該ATSシステムのID・パスワードをLaS上で設定していただくだけで自動反映されるため、インポート時の操作は不要です。
▼簡単&自由に求人票項目をカスタマイズ
求人票の項目名・データ形式や項目のグルーピングを、自由にカスタマイズいただけます。
社内のみに共有したい項目(求職者には非表示にする項目)などの細かい設定も、簡単&直感的に操作可能です。
▼PDF形式&Webページの2種類の求人票
作成した求人票はPDFファイルの出力に加え、Webページのリンク共有による閲覧も可能です。
Web求人票はシステム上の情報がリアルタイムで反映&更新され、スマホ上でも確認がしやすいため、求職者目線でも情報確認がしやすくなります。
その他、事業課題に応じた業務効率化のためのソリューションがございますため、少しでも気になることがございましたら、まずはお気軽にご連絡をください。