大学入試数学今週の一題#2
少し更新が遅くなりました(。´Д⊂)
まずは前回の出題の振り返りから
まずは(1)から
整数に関する方程式へのアプローチは
1,積の形に直す
それができなくて、現れる文字に対称性があるなら、
2、大小関係を設定し、文字の範囲を絞る
のが有効です。
本問では左辺が一次式、右辺が三次式となるので、積の形に直すのは難しい、かつ、x,y,zに対称性があるので、大小関係を設定します。
ただ、最近は大小関係が設定されている問題が多く、本問もそのようになっています。
この大小関係を定めてから数の範囲を絞るのは、
訓練が必要です。食わず嫌いせずに自分の手を動かしましょう~
するとx.yの組み合わせを考えると(x.y)=(1,1),(1,2),(1,3)の3パターン。あとは、個別にzを求めにかかります。
もしも、x,y,zの大小関係を設定した場合はx,y,zの組は1.2.3の並べ替え分、つまり3!=6通りあることを忘れないようにしましょう。
続いて(2)に進みます。
第1感としては和と積を結びつけることを考えたい‼️
そこで、和と積を結びつけるものを考えると、相加平均・相乗平均の不等式が出てきます。
実際に使ってみると鮮やかに解決します。
実は、次のような方法もあります。
そうです。有名な3次の因数分解の公式を使います。
なかなか難しいかもですが、ぜひ解けるようになってほしいです。
そしたら、今週の一題をのせて終わりにしましょう。
では、また来週。良ければ👍、フォローをお願いします。
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