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50代一人暮らし。暮らし方や気持ちに合わせてインテリアを変える。

2025年2月22日。
仕事のストレスが溜まりに溜まっており(from社長)、赤坂あたりの料亭で芸者でもあげていっちょパーっとやろうかとも思ったが、気分転換に部屋の模様替えをすることにした。
模様替えと言っても自分一人では動かせないので、家具の移動はせずに、細々と小物の部署転換を行うことにした。
昔の家でキッチンに設置していたイギリスアンティークのフェンスを、仕舞い込んだ場所から鬼の形相で「うぬぬぬぬ・・!!!」と運び出した。その表情は、東洲斎写楽がいたら役者絵として確実にモデルになっていたであろう。本当は喜多川歌麿に美人画として描いて欲しいのだが。

カウンターの上に乗せようとしたが、微妙にフェンスの方が高さがあって断念した。そしてもしこのカウンターさえなければ、ここに置きたい家具がある。
このカウンターさえ、このカウンターさえなければ・・。
もはやサスペンス劇場が始まりそうな勢いで、カウンターを睨みつけたが仕方がない。
早々に諦めて、横浜銀蝿かビーバップ、いやいや一応女性だからスケバン刑事か?冷蔵庫の横でツッパる事にした。なめんじゃねえぞ。

息子たちが使っていた無印の引き出しにネームタグをつけた。
もっとこうしたいはあるけれど、こんなもんで勘弁してやろう。
フェンス手前は冷蔵庫😭
リビングに冷蔵庫がある姿をそのうちお見せいたします。

beforは過去記事を↑

暫くはこの空間で暮らしてみる事にする。
息子たちに加え、犬子、そして今は亡き私の恋人イケメンニャンコと、みんなで暮らしていた時にここにフェンスなんてあったら邪魔で仕方なかったと思う。
高倉健になりきって「網走番外地」を演じるか、宮沢りえになりきって「サンタフェ」ごっこをするくらいだ。
50過ぎの母親の「サンタフェ」は見たくないだろうなあ。それをいいことに「片付けないとサンタフェするよ!」なんて言ってしまうところだった。

孤独🟰自由というけれど、孤独は人間の本質であり、一人暮らしだからこそ、己の世界を自由に広げることができるのだ。
そしてデンマークの哲学者キルケゴールは「不安は自由のめまいである」と言っていた。
そうか、この寂しさは自由のめまいなのか。
一人で生きる時、不安は必然なのだな。


足を伸ばして30分ほど離れたパン屋へ行ってみたら、
好みじゃない柔らかいパンばかり売っていた。
仕方ないので店主は歯が弱く歯槽膿漏で顎関節症なのだと思うことにして、
レーズン入りのパンを1つだけ買う。
おしゃれなパン屋さんなんだけどね。
そういえば、過去記事をアップした日もポトフだったみたい。

自宅をガンガン改造していた昔とは比べ物にならないほどの小さな変化だが、それでも楽しい。少しづつ自分好みに変化していく築40年近いマンションの一室は、私のアイデンティティであり私そのものなのだ。
自分というキャンバスに色を塗り重ね、完成することのない、唯一無二の作品を描きつづける。
インテリアは環境。メンタルにとっても重要な要素であり、動物学的に考えれば巣作りと言える。

それで言うとリビングに冷蔵庫がある我が家って、どれだけ食を中心に見据えているのか・・。(言い訳すればスペースの問題なんだけど)
そしてこうして皆さまに自宅を公開しているということは、私の心の中を解放しているという事になる。
きゃっ♡

本日は猫の日らしい。
猫に限らず、なんで動物ってあんなに可愛いのか!
年齢を重ねるごとにムツゴロウ化が進む。
あ、ハゼの仲間に似てきたってことではない。

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étoile|50代。人生立て直し中。
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