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ネット心理教育 双極症 第6回「経過と予後」~ライフチャートの回~

こんにちは。今回も心理教育キャスを聞いてくださってありがとうございます! 

「ネット心理教育」の布団ちゃんです。

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今回は、2020年2月9日 21時からお届けいたしました、ネット心理教育 第6回「経過と予後」についての記事です。

今回は、いままで学んだ知識をもとに、ライフチャートを書いてみましょう。

【注意】
最初に注意してほしい点です。
ライフチャートは極めて個人的な情報を含んでいるので、皆さんが書かれたライフチャートの取扱については、個人情報としてご注意ください!
また、ライフチャートを描くにあたって過去を振り返ることになります。嫌な思い出で気分が揺さぶられる場合がありますので、その際は一度ライフチャートの記入をお休みしてください。



記入用紙はダウンロードしたものでなくても大丈夫です。
横軸が年月の時間軸、縦軸が気分の上下になっています。

1.ライフチャートのダウンロードはこちらから

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横軸は最初に症状が出たときから現在、
縦軸は中心を正常とし上側は躁、下側はうつ、とします。
(下から :重度うつ、軽度うつ、通常気分、軽躁、躁)


2.ライフチャートの例

実際のライフチャートの例を4つ示します。

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ライフチャートから、双極症あるいは気分障害の様々な例があることが分かりますね。


3.ライフチャートを作ろう!

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では、皆さんも描いてみましょう。


気分の波を描く前に、最初にいままであったご自身のイベント(進学、就職、結婚など)と、世間の出来事(東日本大震災など)を記入しておくのがおすすめです。

日記や履歴書などが役立つかもしれません。
家族から話を聞くことや、おくすり手帳なども過去を振り返るのに良いと思います。

例とともに見ていきましょう。

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次に思い出せる時点の精神状態があれば、それを点で打ち(結婚したとき:軽躁など)その点と点を結ぶイメージで、それ以外の気分の上下も含めた線を引いていきます。


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精神疾患の治療を受けている方は服薬している薬や診断名を記入してもいいかもしれません。


4.ライフチャートからわかること

さて皆さんは、どんなライフチャートを描きましたか?
そのライフチャートを見ながら考えてみてください。

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この例では、青字で下の真ん中あたりに、このライフチャートの特徴が書かれています。


ライフチャートに決まりはなく、医師の診断や厳密な記憶に基づくものでなくても大丈夫です。こだわりすぎずに描いてみましょう。


5.これからの流れについて

ライフチャートは今後のセッションの様々な場面で使用することになります。

来週からは治療について、薬の側面から考えていきます。
まずは気分安定薬についての話、次いで抗躁薬、抗うつ薬‥と続いていきます。


6.最後に


今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

今回の心理教育キャスはいかがでしたでしょうか?
知らなかったこと、間違えてインプットしていた知識の情報更新が出来たのならば、とても嬉しいです。

分かりにくかったこと、もっと知りたいこと、改善点など、ご意見・ご感想をアンケートでお待ちしております。
(アンケートはこのページの下からもご回答いただけます。)
お時間のある際に、よろしくお願いします☺️

クイズも作成しましたので、今回のキャスの内容の確認に挑戦してみてください。



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