「人は死に向かって生きている」

何人であれ、人は死に向かって生きている。

いつか必ず死ぬ。

生まれ落ちたときから、死に向かっている。

短い、長いはあっても肉体は必ず死ぬ。

じゃあ、死ぬのになぜ生まれてくるのだろう？

なんのために？

人は考える。

それぞれに考えはあるだろうし、考えたこともない人もいるだろう。

考えても答えは出ない。

何が正解なのかわからない。

これが正解だと持論を言う人もいるだろう。

でも、わからない。

わからなくても良い。

どのみち、今を積み重ねていくしかないのだから。

いつか肉体は滅びたとしても。

死とは、単に肉体が終わるだけなのだから。