【前編】timelesz projectを考える

はじめましての方、いつも絡んでくださる方、
こんにちは!ちろ(•、•)です!

今回は、長らくはまっていたタイプロについて、自分の頭と心の整理のために書き殴ってみたいと思います。

timeleszに関してはド新規新参ものなので、追える範囲で追って考えているものの、事実と異なっている部分があるかと思います。
その際は優しく教えていただけますと幸いです。

また、長らく応援してきたファンの方から見ると気分を害される可能性があるので、万が一そういったお気持ちにさせてしまった場合は、申し訳ありません。

その場合はこのページをそっと閉じていただくことをお勧めします。

私は、長らくSUPER EIGHTを応援しています。
比較対象としてというわけではなく、重なる部分が多いため例として出すこともありますので、ご承知おきいただけましたら幸いです。

※あくまでも主観であり、私の思っていることなので、それを踏まえて見ていただけると嬉しいです。


■timelesz projectの意味を考える

何に例えたらいいのか…と思って長い間色々と考えていたのですが、ありきたりな「船」で例えていくことが一番わかりやすいのかな…と思い、この例えも交えてお話していきたいと思います。

風磨くん、勝利くん、聡ちゃんが長らく言い続けている「仲間探し」これがすべてであると思っています。

このプロジェクトは「仲間探し」です。
一般的にアイドルクループをしている方へ「自分たちにとってのグループとは?」と問われたときに出てくる言葉が「家族」「友達」「親友」「戦友」「ライバル」「家」…といったようなワードが出てきます。

これだけ壮大なプロジェクトをするということは、大きな覚悟をもってやっている。
その覚悟を考えると、こういうワードだけではなんか軽いような感じがしていてしっくりきませんでした。

以前、Xでもつぶやいたことがあるのですが、彼らは「timeleszと共に死ねますか?」という問いに対して「はい。」と即答できる方を探していて欲していると思っています。

今から新しいスタートをするのに、そんなマイナスなことを…というような感じもしますが、まずそこからなんだと思っているのです。


■私の考える過去の彼ら

彼らは下積み時代が他の事務所のアイドルグループより少なく、年齢もまだまだ幼い頃にデビューをしています。

右も左もわからず、芸能界とは?アイドルとは?事務所とは?とたくさんの疑問がある中での活動をスタートすることで色々な苦労があったことと思います。

通常はグループを組むまでの下積み時代で培うはずのメンタル面や向上心も備えることができず、グループを組んでからデビューするまでの間で構築するメンバーとの信頼関係や絆というものが、いきなりデビューと同時に始まるのです。

周りに翻弄されながら、ただただ目の前に与えられたことをこなしていく、やっていくしかないということで精一杯だったのではないかと想像しています。

SUPER EIGHTは、事務所の黄金時代を経験しています。
時代と共に黄金期が終わり、挫折した経験のあるメンバーが多い中、デビューまでの切符をつかむまでも苦労してきました。
顔なじみのメンバーも多い中で、切磋琢磨してグループを組め、デビューし、そのあとも「関西」という「お笑い」イメージをなかなか払拭できず、唯一無二である、「バンド」という武器も使わせてもらえず、「嵐」「NEWS」「KAT-TUN」と売れていくグループを見てきたデビュー後も苦労し続けてきたグループです。

そんな彼らはいつも「売れたい」という目標と共に、メンバーで試行錯誤し続けてきました。
そして、メンバーの活動無期限活動休止、別れが3回もあり、メンバーの命に関わる病と向き合い、体調によるメンバーの休養、大切にしてきたグループ名をも変わるという経験をしています。

グループが船とするならば、船員がメンバーやファン、進む道は海、行きつく目標や場所は島です。

航海をするには、命の危険はつきものです。
船に穴が開いて沈む、進む先に島があるかどうかもわからない、どれくらいすれば次の島に着くのかわからない、船の強度は大丈夫なのか、行先はあっているのか不安も抱える中…そんな状態の中で進んでいく必要があります。

だからこそ、命を失う可能性がある海の旅に「覚悟」が必要なのです。

SUPER EIGHTへ「グループと共に死ねますか?」と問う場合、私は「当たり前やん。何をいまさら聞いてるの?」と返されると同時に「それでも最後の最後まで、全員が助かる方法を探すし、最後の一瞬まで足掻いて探して、どうしても見つからなかった時は、笑ってみんなで抱き合って最後を迎える。」と答えることができる人たちであると思っています。
それは、メンバー全員がグループとメンバー、ファンを愛してきて、たくさんの苦楽を共にしてできた確固たる絆があるからだと思います。
20周年を経た彼らにはしっかりとした土台があり、何が何でも崩れない、そういったものがこのグループにはあるのです。

では、timeleszはどうでしょうか。
デビューしてからの苦労、3人と2人に分かれて活動せざるを得なかった時期、メンバーの休養、とずっと不安定な状態だったのではないかと想像しています。
「5人で活動した時期は少なかった。だからこそ何かある度に5人での活動できることを信じ続け、5人であることが続いてほしかった。」
ファンの方の気持ちも同じだったと思います。

デビューまでの間、5人で作るはずだった土台をしっかりと固めることができないまま、固めようとする度に何かあり、固めきれず、ずっと不安定な土台で必死に立ち続けていたのではないかと思います。
そしてメンバーとの別れが決定打になった。
必死に立っていた土台に亀裂が入り、立つことができなくなってしまったのではないかと思います。 

風磨くんが木村拓哉さんのラジオに出演した時におっしゃっていた「『Sexy Zone』であるようで、そうではない違和感があった。」
この言葉を聞いた瞬間、私は涙を流しました。

7人で絶妙なバランスを保っていた『関ジャニ∞』が渋谷すばるがいなくなったことにより、グループのバランスが崩れてしまった。
私も同じことを感じて苦しかった時期を味わったので、共感したのです。
当人たちの実感はどれだけのことだったでしょう。
言葉では表せないような辛さと苦しみ、葛藤があったのだと思います。
このプロジェクトを行わなければ、解散やグループの存続ができなかったとも言っていました。

5人ではなくなった彼らが、それでも3人でいたいために探した結果、この『timelesz project』だった。
それを実現するにあたって事務所、スタッフの方をはじめファンの方をも巻き込む大きなプロジェクトです。

何より大切なファンの方への影響は大きく衝撃もあったと思います。
これ以上ファンの方を心配させることはできない。
やるからには成功させなければならない。
やるからには失敗は許されない。
大きな覚悟をもって行うプロジェクトにいろいろな気持ちを載せてかけてたことでしょう。

『timelesz project』は終わりではありません。
彼らにとってはこれからが始まりなのです。
備えあれば憂いなし。
「命の危険がある」ということがわからなければ、どこに救命用具があって、何かあった時にどういう行動をとるかということを考えることができません。
その理解があって初めて、救命用具を探す、何かあった場合の行動を決めるという行動に移すことができます。

これから始まる海の旅が全員が生きて、楽しい旅にするためには命の危険がつきものであることを理解をしていることが最低限の条件です。
何かあった時に全員が助かる保証はどこにもありません。
最悪の場合だってあり得る。
だからこそ「timeleszと共に死ねますか?」という問いに対して「はい。」と即答できる方を欲しているのではないかと考えるのです。
同じ危険性を理解しておき、互いの命を預けることができる人が同じスタートラインに立てるのではないかと思います。

■timelesz projectのと他サバイバルオーディション番組との違い

このプロジェクトは通常の一般的なサバイバルオーディション番組とは異なります。
・新しいアイドルグループを作るのではなく、既存のアイドルグループに
 新メンバーを募集する
・ファン投票がない
・審査基準が明かされていない
・視聴者は彼らの出した結果を追っていく

特に審査基準が明かされていないところが大きく、視聴者も結果を予想しづらく、惜しくも次の審査に進めなかったメンバーへの理由もわからないため、自分の中での落としどころを自分で決めなければなりません。

この部分が視聴者に大きく負荷がかかるところでもあり、マイナスな意見が出やすいところであるとも思っています。

いろんな方がこのプロジェクトは、「バーチェラーだ。」と言っていることがかなり的を得ているなと思います。
これはただの「追加メンバー探し」ではなく、自分たちが生涯共にする命を預けることができる「仲間探し」をしているのですから。
事務所を背負い、スタッフの方を背負い、メンバーを背負い、ファンの方を背負っている。
「このメンバーだからこそ、一緒に海を渡りたい。」そんな方を探しているのでしょう。

ここまで書いて、まだまだ書きたいことの半分もかけていないことに気付きました…。
一般候補生と俳優部に求められていることの違いや、それぞれの審査に対しての内容なども書き殴っていきたいと思っています。
それは後編で書いていきたいと思うので、よかったら見てもらえると嬉しいですm(_ _)m

長々となりましたが、ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

/ちろ(•、•)


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