極めるって、かっこいいなあ
「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと」という本を読んだ。
タイトルの通り、筆者が「X」(旧Twitterではない)という出会い系サイトでいろんな人に、本をすすめまくる話。
人と会えば会うほど気持ちや環境が変わっていくさまがとてもカッコよく思えて、読んでいていとても楽しかった。難しい言葉がほとんど出てこないので、本をあまり読まない人にオススメしたいなあ。
(出会い系サイトの話なので、多少の生々しさはあります)
本を読み終わって、筆者の本に対する愛情の深さに感銘を受けた。
私も本は好きだけど、好きなジャンルを細々と読んでいるだけだし、一つのことに対してものすごい熱量をかけられる人ってかっこいいなあと思った。
私は本だけでなく、ドラマやゲームなどの趣味全てを浅く広く知っている程度で、その道に詳しい人から「これって〇〇だよね?」みたいなこと言われても「……たぶん…?」みたいな薄い反応しかできない。
いいなあ。
何か一つ極めるのって楽しそうだなあ。
でも、何極めようね?