なぜ期待しないと人生はうまくいくのか
なんとなく期待ってした方がいいように思いますよね。
願望実現や引き寄せなどでも願ってなんぼの風潮があります。
ただ結論から言えば、期待はしない方がうまくいくようです。
あまり表立って言われることは少ないのですが、期待の負の側面として他者から気力や時間などの資源を奪う面がありますし、期待が裏切られた時気力が落ち込むんですよね。
現実的に他者から何かを奪うような人は、応援されにくくなったり嫌われたりすることがあります。
自分を応援してくれる人がたくさんいれば、人生うまくいきそうですが、自分を嫌って応援してくれない人ばかりではうまくいきにくくなりそうなのは何となく想像できそうです。
また、人生自分がいい状態じゃないのにうまくいくことは少ないかもしれません。
心理学者アドラーは、幸福とは他者貢献だと明言しています。
自己が気力がなくて落ち込んでいるのに、他者を支えたり、サポートしたり、何かを提供するのは難しいことです。
人生うまくいくためには、まず自分がいい状態になり周りの人に価値を提供し、喜んでもらうことで大きな自己価値を得て、共同体感覚を身につける必要があります。
自分はここにいていいのだ。周りは仲間だ。仲間に貢献できる自分であるのだと。
この(愛に満ちた)コンディションのいい自分の状態を阻害するものが期待なのです。
期待して他者から資源を奪おうとしない
期待が裏切られることで自己はダメージを負い、コンディションがいい状態を維持できなくなれば、他者をサポートしづらくなり、いい循環が起こしにくくなります。
まさにこのことが問題といえるかもしれません。
たとえば人間関係間の期待とは、世間的に認識されているよりも
『自分の都合のいい方向に合わせさせようとする』姿勢が強いように感じます。
やってもらえたら嬉しいなというお願いよりも、是非ともそうしてという要求の意味合いを多分に含んでいるのではないかと。
期待とは要求ですから、他者のお力添えを強要するということになります。
相手の時間や労力などのエネルギーを奪うことに繋がってしまうんですよね。
人生は奪うよりも与える方が上手く行きますからこの観点からも納得できます。
また、日常でも小さな期待ってありますよね。
・早くしてほしい
・手伝ってほしい
・思い通りになってほしい
・自分の考えに合わせてほしい
この時に、たとえば期待しなければ
自分の思わしくない結果になったときでも何かを得られなかっただけなので
自分のダメージ的にはゼロなのですが、
期待してしまっているとその期待の大きさに応じて思い通りにならなかった時のダメージも膨らんでしまうということになってしまいます。
期待しなければノーダメージだったのに
期待したがために、その期待に応じたダメージだけがショックや不満という形で残ってしまう。
ダメージとは自分自身のパワーダウンのことです。
精神的な負担のことで
生命エネルギーが消耗してしまうんですよね。
エネルギー(愛、お金、気力、体力、モチベーション)の多さは人生の充実度に相関がありますから、エネルギーを減らしてしまうとうまくいかなくなるということになってしまいます。
期待とは、『ほしい』という欲です。
何がほしいのか、、、
みんなエネルギーがほしいんですよね。
愛されたいし、認めてほしいし、自分の価値を高めたいし、自尊心も満たしたい。
ここできをつけたいのが、自分でネガティブの種を蒔かないということです。
期待することはネガティブの種を蒔くようなものです。
自分からパワーダウンの原因を作らないということになります。
また、期待しないを習慣にしていると期待以上のことが起こってきたりします。
期待していれば当たり前だったことが、
期待していないと感謝になってくるんですね。
期待(要求)はしないように心がけていくとうまくいきやすいようです。
期待についてはこちらの記事が詳しくわかりやすく解説されています。
なお、自己理解や自己改善が進んでくると顕在意識を使えるレベルが上がり
精神年齢も高くなりますので、期待は自動的に消えることになり、放っておく力がついてきます。
自己改善についてはこちら⬇️
名無き仙人様 転生仙術
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