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御言葉の黙想 ルカによる福音書12章31節 2024年7月21日

本文:
ただ、神の国を求めなさい。そうすれば、これらのものは添えて与えられる。

黙想:
今日の御言葉の黙想箇所は「マタイによる福音書」と「ルカによる福音書」にだけ共有されているイエス様のエピソード(いわゆるQ資料)からである。

神の民にとって、神の国を求めることが最も大切なことであるのは、言うまでもない。神の国においてすべてが解決する(ヨハネの黙示録21,4)。だから、神の民は「主よ、来てください!」と切望する(ヨハネの黙示録22,17)。
しかし、地上をさすらう聖徒には日々の糧が必要である。主はご自身の民の為に糧を用意してくださっている(出エジプト記16,12)。
満ち足りた生活が幸せを保証するのではない。神の御言葉という霊的なマナがあってこそ人は幸せに生きることができる(申命記8,3.8,16)。
神の民には両方のマナが供給される。だから、思い悩む必要がない(ルカによる福音書12,29)。

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