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FUJIFILM X-M5のストラップどうするか問題。君に決めた。

こんにちは。atsucamです。
今日はカメラストラップの話をします。X-M5を買って早速カメラストラップ何にすればいいんだという問題にぶち当たりました。


atsucamのストラップ事情

そもそも私は襷(たすき)掛けするショルダータイプのカメラストラップがあまり好きではありません。
登山の時にザックを背負って首からストラップを下げていると首に負担かかるしお腹にボンボン当たって痛いし、かと言って先に襷掛けしてからザックを背負ってしまうと紐がザックのハーネスに邪魔されて扱いづらいからです。あとカフェとかで机の上に置いた時など紐が邪魔くさいしなんか引っ掛けてカメラごと落としちゃいそう…。

ストラップに限らずスマホのケースとかも好きでないので基本裸派です。不要なものを削りに削って必死に作り上げた開発者の思いを尊重したいからです。ほんの1mm、1gを削るために社内でぶつかり合い上司と戦ってきたと思います。

何も付けないのが結局一番コンパクトで軽い。シンプル is best。


けれどもX-M5を山に持っていく時、さすがに裸では持っていけないなと。ずっと手に持っている訳にもいかないし、いちいち撮影の度にザックやサコッシュから取り出すのは現実的ではないので。

普段メイン機のX-T5を山に連れていく時はカメラ本体にPeak Designのクラッチ CLUTCH CL-3とキャプチャーV3を取り付けてザックのハーネスに装着して運用してます。なのでショルダーストラップは使っていません。
ただ、山小屋に着いた後などカメラだけ持って出歩く時はクラッチだけだと常に片手が埋まってしまうので、クラッチを外してアンカーリンクスを付けたショルダーストラップを取り付けてます。(これは結構面倒です。)

ちなみにクラッチもストラップと言えばストラップなんですが紐がぶらぶらすることがないので取り回しが良くて結構気に入ってます。この件はまた別の記事で紹介したいなと思ってます。


問題はX-M5です。X-M5はコンパクトなのでクラッチだとアンバランスだし、付けるにはカメラ本体の底面に別途器具を付ける必要があります。
やはりサイズ的にもデザイン的にもショルダーストラップが合いそう。

条件

ショルダーストラップの知識がなかったので自分の好み・使用用途に合いそうなストラップを調べてみました。条件は以下の通り。
・デザインはモノトーン
・なるべくコンパクトで軽い
・紐部分が革製じゃない
・肩掛けの状態で長さ調整できる
・紐部分をカメラ本体から簡単に取り外しできる

特に長さ調整については、上にも記しましたが登山の時に襷掛けした状態でザックを背負ってしまうと撮影時に紐の長さが足りなくて首を引っ込めて苦しい体勢で撮影しなけれなりません。X-M5はファインダーがないので顔から離して撮影するため、ある程度のリーチ(長さ)が必要になります。
一度純正のショルダーを付けて登山に持ち出したのですが長さ問題がなかなかストレスでした。登山に限らす日常でリュックを背負いながら写活する人は同じ問題にぶち当たると思います。
「革製じゃない」という面については、以前にFUJIFILM純正の革製のストラップを首掛けして登山したら汗で色落ちして服に色が染み付いてしまったからです。汗をかく場面で使用する方は要注意です。

候補に上がった製品

  1. Peak Design/スライド SLIDE LITE

  2. YOSEMITE/TOTEM MAD BLACK

  3. FULLCLIP/ジェットグライド スイッチ

  4. DIAGNL/ニンジャ カメラストラップ 15mm

  5. ARTISAN&ARTIST/イージースライダー ACAM-25

⒈Peak Design/スライド SLIDE LITE

価格:11,200円
長さ:99-145cm
 幅:32mm
重量:104g
・長さ調整しやすく紐も余らない◎
・既にアンカーリンクスも持っているので取り入れやすい◯
・幅32mmと太め△
・ちょい高いしちょい重い×
・赤色の刺繍が好みじゃない×
Nikonとのコラボ商品として黄色い刺繍バージョンもあるらしいけどいや、黄色もいらんのよ…シンプルに黒刺繍にしてほしい…。

⒉YOSEMITE/TOTEM MAD BLACK

価格:22,000円
長さ:111cm or 126cm
 幅:14mm
重量:不明(予想120-160gくらい)
・真っ黒でデザイン的には一番好み◎
・2WAY仕様で独自のアジャスターでハンドルストラップとしても使える◎
・長さ調整できず×
・値段が断トツ高い×
・ヨセミテのロープ製品は基本重たいイメージ△
・ロープ式だとザック背負った時に背中がゴロゴロしそう…△
2WAYのハンドルストラップは取り回しめっちゃ良さそう。ヨセミテストラップ憧れるんだけど高いし重いのよね。。。街使い用ならありかも。この他プロシリーズも街使いにはなかなか良さそうでした。

⒊FULLCLIP/ジェットグライド スイッチ

価格:5,390円
長さ:78-130cm
 幅:38mm
重量:72g
・長さ調整しやすく紐も余らない◎
・ブラックカラーは黒一色◎
・スイッチタイプは幅が38mmのみ△
登山ショップの店員さんに教えてもらい実物も見たけどスライドしやすくて良かった。着脱可能なスイッチタイプは幅が38mmしかないのが残念。X-M5にはやや太すぎる気がする。

4.DIAGNL/ニンジャ カメラストラップ 15mm

価格:3,520円
長さ:不明
 幅:15mm
重量:不明
・候補の中で最もリーズナブル◎
・候補の中で最も細く軽そう○
・余った紐がぶらぶらする×
公式HPも含めて長さ重量の記載がありませんでした…。賞味期限みたいに商品の重量記載を義務化してほしい。

⒌ARTISAN&ARTIST/イージースライダー ACAM-25

価格:6,138円(※マップカメラ価格)
長さ:72-115cm
 幅:24mm
重量:55g
・長さ調整しやすく紐も余らない◎
・ブラックカラーは黒一色◎
・値段もそこそこ安めで重量もまずまず○
・幅は理想よりやや太めか?△
マップカメラのサイトを覗いていたら偶然見つけた商品。このブランドは組紐のシルクコードストラップが有名ですが、長さ調整と着脱ができないので元々候補から外していました。長さ調整できる本製品が私にとってはドンピシャです。

君に決めた。

ということで総合的にARTISAN&ARTISTのイージースライダーが優勝の予感なので早速新宿マップカメラに行って実物を見ることにしました。

が、見本品がないということで箱の中身を取り出して店内で確認することはできませんでした。商品も近くの倉庫にあり取りに行くので5分くらい時間をいただくとのこと。店員さんには申し訳ないがとりあえず外装だけでも見たいのでお願いしました。

届いたけどやはりほとんど中身は見えず。どうしよう…。店員さんにちょっと悩みますと言ってYouTubeとかに詳しいレビュー動画とかあがってないかその場で調べるも見つけられず…。
けど今ならPayPay払いで東京都の10%還元キャンペーンやってるし、来週には終わっちゃうし、最悪失敗したらメルカリ出せば元取れそうだし、買うなら今でしょ。ということで購入決定!


パッケージはこんな感じ
ちょっとした小窓しかなく中身はほぼ見えない


開封&装着

家に帰っていざ開封。やっと実物見れる。

ストラップ本体はこんな感じ


アタッチメントが3種類付属されてる
カメラ側の仕様によって選べるのでありがたい


早速X-M5に装着です。

軽量カメラなので一番細いアタッチメントで装着


いいです。24mmだとやや太いかなと思ったけど意外と違和感ありません。何よりも真っ黒なデザインがカメラと馴染んでいていい。厳密に言うと指をかける紐が黒白の斑模様だけどこの程度なら良しとしましょう。


アタッチメント着脱するとこんな感じ。
手が生えたみたいでかわいい
接続部分はこんな感じ


スライドもイージー。名前負けしてません。これなら撮影の時だけ伸ばして移動時は短くして体に密着させればお腹にボンボン問題も解消されるでしょう。撮影にも十分なリーチがあります。
肩から外してテーブルなどに置くときも一番短くすればかなりミニマルになるのでその点も使い勝手良さそうです。


短くするとこんな感じ
移動の時はこれくらいがちょうどいい


最大伸長はこれくらい


長くすれば十分顔の前に持って来れる


と言うことでイージースライダーのファーストインプレッション的な感じでした。

ストラップ選びの記事でしたが長くなってしまいました。ストラップも奥が深いですよね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
少しでも皆さんの参考になればうれしいです。

また、実際の使用感とか気になることがあれば記事にしたいと思います。気になることなどあればお気軽にコメントください。

それではまた。atsucamでした。

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