読書記録「7つの習慣」第一部 パラダイムと原則
今年は、7つの習慣をできる限り自分のものにすべく、毎月着実に7つの習慣を読むことにしました。
(何度か読んでいるにも関わらず、自分のものにはなっていないと感じるので、、)
そして、仲間と呼んだ内容をディスカッションして壁打ちし、より自分のものに定着させたいな、と思います。
1月は、第二の習慣までを読み、2/1にディスカッションする。
その前に自分なりにnoteにまとめていこうと思います。
まずは第一部の「パラダイムと原則」部分について。
インサイドアウト
この文章から本書は始まる。
正しい生き方のことを、著者は人格主義と名づけている。
誠意、謙虚、誠実、勇気、正義、忍耐、節制などの人間の内面にある人格的なことを指す。
一方、昨今もてはやされているものを個性主義と呼んでいる。
成功は個性、社会的イメージ、態度・行動、スキル、テクニックによって、人間関係を円滑にすることから生まれる、いう考えである。
個性主義のアプローチは2つあり、「人間関係と自己PR」「積極的な心構え
」である。これらは即効性のある影響力のテクニック、力を発揮する戦略、コミュニケーションスキル、ポジティブな姿勢を指すことが多いようである。
確かに、本屋に並んでいるビジネス書のタイトルには、〇日で身につく~、~ができるようになる〇つの習慣などの即効性を唄う文言が並んでいる印象を感じます。
個性主義とは、 自分が相対しているものごとや人物 を変えるための手段や方法を
人格主義は、自分自身のものの考え方 を変えること
を指すのかなと自分なりには考えたり。
この文章がとてもしっくりときました。
僕にも、何か悩み事や新しく始めたいことなどが浮かんだときに、最初に思う浮かぶ人がいますが、そういう知り合いが、人格主義を体現できている人なのだろうな。
そう考えると、どういう考え方をしているのか実際に聞いてみたりして、身近なそういう人からまずは学ぶのがよいのかもしれない。
逆に、なんかしっくりこないんだよなあとか、どことなく不安を感じるような相手は、個性主義>人格主義だと自分が感じるタイミングが多い相手なのかな。(自分がそう思われることも必ずあると思うし、また、両方の一面があると思うので、完璧なんかないよね!と言ってしまうと話が終わってしまうけれど、、)
パラダイム
いわゆる「メタ認知」をすることの大切さ、ということになるだろうか。
かくいう僕自身も、家庭で妻とちょっとした(ちょっとしないことも多々ある)諍いが起こるときというのは、
自分が正しくてこれは客観的にも正しいはずだ、という思いがある両者にある場合だと思う。
そのため妥協点が見つからず、第何次かわからない冷戦に突入することも。
さすがアインシュタインさん。僕がいつも直面する、自分が決めた物事を達成できない理由は、このように言語化されるんだな。
結局同じ思考レベルでしか考えられておらず、個性主義的な姑息な対応しかとっていなかったからなのだなと、猛烈に思い知らされました。
すなわち様々な問題は結局、個性主義に従って生き、人間関係を築いてきたから起こるものであり、深くて根本的な問題であるから問題を作ったときと同じ個性主義のレベルでは解決できない。
そのためさらに深いレベルの思考を行うために、自分の内面の深くにあるパラダイム、人格を見つめることから始め、インサイドアウトしていくことが大切だ、というのです。
そのために必要であるのが、「7つの習慣」であるとされています。
「7つの習慣」は、効果性を高めるための習慣であり、原則を基礎としているので、最大限の効果が長期にわたって得られる、という点で効果的だといいます。
本書における「習慣」の定義
この3つが交わる部分が習慣であるとされています。
ただ何かをする決意をするだけでなく、そこに上記3つの要素を絡めることで習慣となる、ということでしょうか。
例えば大事なことは先延ばししないことにすると決めるけれども、結局3日坊主で終わってしまうときなど。
なぜ先延ばしにしないことが必要なのか、それをどうやって行い、続けるための強いモチベーションはどこにあるのか、という根本の考え方が変わらないと、一日出来なくてもまあいいか、と思ってしまい、結局続かない。
これは自分が決めた習慣が、実際は決めること自体が目的になっており、決めることで実は満足してしまっているから続かないんですよね。
効果性とP/PCバランス
のバランス、これは自然の法則であると筆者は言います。
例えば、自分の健康(PC)を酷使して、ひたすら働き続け業績やお金(P)をあげるが、健康(PC)をおろそかにしすぎると結局業績もお金も(P)が生み出せなくなる。
というような当たり前の摂理のこと。
わかっていてもPCをおろそかにしてついぞやPを追求してしまう場面って案外あるかも。。
P/PCバランスがとれて初めて、効果的になるのです。
ここまでが第一部、7つの習慣を必要とする理由が述べられていました。
正直言うと、ここで書かれている内容って、どのようなビジネス書や自己啓発本でも表現を変えて書かれていることですよね。
それでも同じような内容の本が出版されるのは、みんな大切だと気付いているけど結局は出来ていないからだと思うのです。
自分を変えたいと思いその都度本屋へ足を運び、その都度目につく本を購入してみるけど、後々振り返ればあの本でも言ってたな、、と自省の念に駆られる、そんな経験があるのは僕だけでしょうか、、?
少なくとも僕はそんな経験を繰り返す学ばない人間代表なので、ここいらでしっかり自分を見つめなおす機会にできればなと、思うのであります。
今日はここまで!
最後まで読んでいただいた皆様ありがとうございました。
読書は好きなのですが、いかんせん読書内容をまとめる経験は乏しいですが、成長を見守る気持ちでこれからもお読みいただければ嬉しいです!