重度知的障害/ 自閉症/ 不思議な視覚
今回は息子の「視覚」について書かせていただきます。
よく自閉症は「視覚優位」や「聴覚優位」などがあると言われていますが、息子は間違いなく
「視覚優位」です。
耳より目からの情報が分かりやすいタイプです。
初めて「視覚優位」に気がついたのは1歳半頃でした。
息子は文字に異常なほど興味を持ち始め、私がホワイトボードにひらがなを1文字ずつ書くと非常に喜んでいました。
そんなに頻繁にひらがなを書いて教えていた訳ではないのですが…
ひらがな → 1歳半過ぎ
かたかな → 2歳
アルファベット → 2歳半に
全て読めるようになっていました…
かたかなやアルファベットに関しては、私は全くノータッチで、どのように息子が覚えたのかも分かりません。始めは
「天才か?!ギフテット?!」
と思ったこともありましたが、ただ習得が早かっただけで、幼稚園位であれよあれよと他の健常なお子さん達に抜かされました (^o^;)
今でもスケジュールなどは、絵と文字を入れて分かりやすくするよりも、文字だけで箇条書きの方が、余計な情報が無いせいか頭に入りやすいです。
次に
電車やレストランの座席の色柄
置物の場所
過去に泊まったホテルの階数
など、普通は気にも止めないことや、忘れてしまうことを良く覚えています。
「カメラアイ」
と言われる視覚で、まるで写真を撮るかのように記憶される特性があるようです。
道なども小さい頃から記憶が良く、方向音痴な私は今だに息子に助けられています (^o^;)
しかし…
息子の場合、「書き」や「描き」になると別なんですよね。苦手です (^o^;)
手先がかなり不器用なのも少しは関係があるかもですが、良く字は間違えて書くし、絵は全く描けません。
「書く」や「描く」という動作が加わると、思い出す→書く又は描く、という2つの動作が必要だからかな?と思ったこともありますが、結局私も良く分からずです (ToT)
自閉症の方で、記憶だけで写真並みに絵が描ける方もいるんですけどね。
最後に
「蛍光灯のフリッカー現象が見える」ようです。120回/秒の点滅です。
聴覚過敏もあるし、視覚も色々あって、息子も大変だな (ToT) と思います。
聴覚については、よろしければこちらをどうぞ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました m(._.)m
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