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重度知的障害/ 自閉症/ 要求否定拒否のトレーニング

以前息子の特性や、人と関わる上で最も大事にしてきたことの記事を書きました。

今回は意思表示の要求や否定を、どう教えたかを書かせていただきます。

まず始めに、これはあくまでも息子の特性を踏まえてのトレーニングであり、同じ障害の全てのお子さん向けではありませんので、その点のみご理解お願いいたします。

まず要求や拒否の練習前に、動詞の習得が必須でした。苦手だった動詞をどう教えたかですが、

①イントラバーバルを行いました。

「ごはんを?」 → 「食べる」
「ジュースを?」 → 「飲む」
「布団で?」 → 「寝る」

等、答えさせる練習です。基本丸暗記です (^_^;)

名詞はある程度自ら覚えていたので、イントラバーバルも根気よく繰り返すことで覚えることができました。イントラと合わせて

② 動詞の受容 →  タクトを行いました。

受容は、動作を表す絵カードを数枚用意し、机に並べて「食べる、ちょうだい。」と指示を出し、正しいカードを渡す練習です。

渡すことがで出来るようになったら、次のステップとして、タクトです。1枚ずつカードを見せて「これ何してる?」→「食べる」等、口頭で答える練習です。

①と②をクリアしてから、やっと要求と否定の練習に移りました。

注:「これ何してる?」→「食べてる」と進行形で教えるのが通常なようです。

③動詞の二者択一でのイエス/ノーの練習をしました。

「食べる? 食べない?」
「飲む?飲まない?」

等、二者択一で聞き、食べる、飲むの場合は対象の物を渡す。食べない、飲まないの場合は渡さない。

この練習で、息子は今では「食べる?飲む?」と聞くだけでノーの場合は「食べない」「飲まない」等、答えるようになりました。長い道のりでした…

最後に拒否ですが

わざと息子の嫌がることをして「やめて」と言わせる練習を繰り返しました (^o^;)

そしてなぜか「やだ!」は勝手に覚えて使っていました (^o^;)

最後までお読みいただき、ありがとうございました m(._.)m

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