重度知的障害/ 自閉症/ 聴覚過敏 医師のお話
先日今年最後の発達外来診察で医師からお話を聞いてきました。
最近私が記事に書いている
○学校での聴覚過敏の対応
○思春期の性指導
この２つについて現状を説明し、
意見を聞きました。
今回は聴覚過敏について書かせていただきます。
最近学校から帰宅後は、自傷行為でおでこが赤い息子です。
今現在、担任が息子のイヤーマフを管理し、息子から使用したい、と言われた時に渡しています。
しかし、
担任が息子の近くに居ないこと
他の生徒に掛かりきりな時があること
学年全体の授業などでイヤーマフを管理している教室から離れることが多いのです。
聴覚過敏でイヤーマフがない時は、
きっと息子も耳を塞ぐことで一杯一杯です。
わざわざ離れた所に居る担任のところまで行って伝えるのは難しいだろうな。
と思います。
担任は息子が耳を塞いでいるのさえ、
気がつかないことが多そうなのです。
医師にその様子を伝えたところ、
いつでも息子が使える場所にイヤーマフを管理するよう言われました。
イヤーマフを使っているからと
全く聴こえなくなるわけではない。
必要なければ自分から外す。
「要はずっと付けさせていいんです。」
そんな意見でした。
私もそう思うのです。
その後、聴覚過敏について花粉症に例えてお話されました。
花粉症の人は花粉の時期が来ると早めに対策する。
そうすると軽い症状で押さえられて、日常生活に支障はでない。
しかし対策を怠ると、いつか花粉症は爆発する。
爆発後は微量の花粉でも異常に反応してしまう。
聴覚過敏も一緒で
イヤーマフもこの花粉症の場合の、
始めに必要な対策なんですよ。
そんな話でした。
ううっ (ToT)
この話を直接担任に聞いて欲しかった。
そう思いました。
医師が担当している、知的障害はなく聴覚過敏だけが鋭いお子さんがいるそうなのですが、
ある診察の日に
「あっ、今カメラで撮ったね」
と言われたそうなんです。
実は隣の部屋がレントゲン室で、
レントゲン撮影の音を拾ってそう伝えたらしいのです。
私達には絶対に拾えない音ですよね (^_^;)
ただ単に苦手な音に反応するだけではなく、根本的に耳の聴こえ方が違う。
と力説されていました。
ううっ (ToT)
この場に担任が居ないことが本当に残念すぎる。
おまけに担任は今インフルで、学校お休み中です。
結構長く医師の話を聞きましたが、
私から上手く要約して伝えられるだろうか。
とりあえず今日が終業式なので、
担任宛の簡単なメモを連絡帳に貼り、
代理の先生に渡していただくようにお願いしました。
３学期に頑張って話してみます！
最後までお読みいただき、ありがとうございました m(._.)m
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