京都金杯(GⅢ) レース考察と期待の穴馬
1.中京金杯です!
中央競馬の新年、西は京都金杯でのスタートが恒例だけど、阪神競馬場のスタンド改修の影響で中京での開催に。
コース特性が京都とは全く異なるので、直近3回あった京都競馬場大改修時のレースを参考に考えないといけないですね。
登録しているメンバーからすると相当な混戦模様。
はてさて、新年の美酒を味わうのはどのお馬さんとなるのやら。
去年の京都金杯に出走したお馬さんからも、トゥードジボンとアルナシームの2頭が重賞勝ちを飾ったり、重賞連対したお馬さんもタイムトゥヘブン、ドーブネがいたりとここで結果が出なくとも後々人気薄で好走するようなお馬さんが隠れていたりと、一年の計は何とやらで確りとした事前検討と振り返りが今年の馬券に繋がりそうで頑張って考えていきたいと思うにゃ。
2.京都金杯 レース考察と期待の穴馬3頭
中京競馬場は昨年末は一足早く12/16で開催終了しているので、3週間ほどコースの使用がお休みの状態で年始スタート。
12月開催でも使用されたAコースとは言え、初日に関しては良い馬場状態で行われそうで、そうなると中京競馬場のコース特性上内前有利になると考えるのが良さそう。
内については枠順発表して並びを見ないと何とも言えないけど少なくとも勝ち馬は中団前目くらいには付けそうなお馬さんを中心に考えていくにゃ。
出走予定馬から、逃げ候補オーキッドロマンスになりそう。枠の並びとスタート次第ではセルバーグが逃げる選択をするかもしれないけど、オーキッドは昨年のファルコンSで逃げ粘って2着があるだけに譲る選択肢はあまりなさそう。
その後ろの番手から好位にかけてはサクラトゥジュール、シャドウフューリー、セオあたりが付けて、中団の前目くらいにダディーズビビッド、フィールシンパシー、ロジリオン、ドゥアイズ、中団後方にアスクコンナモンダ、コナコースト、後方にウォーターリヒト、ルプリュフォール、ゴールデンシロップ、コレペティトール、シュバルツカイザーというような並びか。
有力どころのうち、ウォーターリヒトは脚質的に外目の枠を引いたらかなり厳しそう。それ以外の有力馬はそれなりに中団までの位置取りはしそうなので、コース適性を含めて取捨選択をしてきたいところにゃ。
そこを踏まえて、今のところ、猫が期待する穴馬3頭は以下のとおりにゃ!
想定オッズはネットケイバさんのものを参考にしているにゃ。
(1)ロジリオン(想定オッズ5番人気 13.5倍)
期待の穴馬1頭目はロジリオン!
出走できればの条件付きだけれど、登録馬の中での実績は相当上位に位置づけて良いお馬さん。去年は7戦して勝鞍こそリステッド1勝に留まるもののG1 のNHKマイルカップで10番人気3着、GⅡ富士Sでも9番人気3着に激走!なぜかGⅢ、リステッドよりも格が高いレースの順位が上になっているけど、それ以外のレースも全て掲示板を確保する堅実派。
そして、陣営も明言しているけれど、全11戦を左回りのコースで走らせており、京都金杯も通常通りの京都開催なら登録すらなかったはず。
中京の経験は去年のファルコンSでの0.6秒差5着のみだけど、このレース1枠1番から中団内目に構えてロスなく直線までこれたのだけど、これでもかというほどの大渋滞に巻き込まれて、前は開かない、何度も馬体がぶつかるような過酷な直線で殆どまともに追えなかったにもかかわらず、戦意喪失することもなく、ここまで押し上げてきたのは実力がある証拠。
余談にはなるけど、このレースを見て猫はNHKマイルカップでロジリオンを本命にしたくらい。
当時の記事:【独自指数 NHKマイルカップ(GⅠ)】
https://note.com/large_echium608/n/n9d443469025d?sub_rt=share_pw
今回、賞金順では除外対象だけれど、トップハンデ扱いでの出走可能性が十分ある(多分4分の3)ので、首尾よく出走可能で4枠より内を引けたら本命にしていきたいと思うにゃ。
(2)サクラトゥジュール(想定オッズ13番人気 44.5倍)
2頭目はサクラトゥジュール。
去年の東京新聞杯の勝ち馬サクラトゥジュール。
今回は昨年夏の関屋記念以来の休み明けで出走。
明け8歳の休み明けでトップハンデ想定、しかも中京コース初出走と中々食指動きづらいところだけど、同じく坂がある左回りの東京コースの実績が抜群に良く8戦して4勝2着2回と連対率75%!
その4勝には冒頭の東京新聞杯の他、オープンのメイSの勝ち鞍もあるので、休養明けでも体調整っていれば十分勝負になりそう。
そして、鞍上が魅力的で去年旋風を巻き起こし、このサクラトゥジュールに東京新聞杯制覇をプレゼントしたレイチェル・キング女史が騎乗予定!
好相性の鞍上を味方に好走を期待したいにゃ!
(3)セルバーグ(想定オッズ10番人気 32.1倍)
3頭目はセルバーグ!
展開の考察でも書いた通りひょっとしたら展開のカギを握りそうなのがセルバーグ。直近2走は逃げの手を封印しているけど、元々は逃げて好走してきたお馬さん。
内枠を引けて先頭か番手に付けられたら善戦できる力は十分にありそう。
去年も、2月の小倉大賞典では2着好走、差しに回った近2走も京成杯AHはアスコリピチェーノから0.5秒差4着、スワンSは着順こそ8着も勝馬からは0.4秒差と脚質を変えた影響もあるだろうけど力の衰えを感じるような近況にはない状況。
そして、中京コースとの相性も良く、中京記念勝ちも含めて5戦して2戦3着2回と馬券内好走率80%!
逃げても良いし、オーキッドロマンスが主張するなら番手でも競馬は出来るだけにこちらも好枠を引いたら面白い存在になると思うにゃ!
3.まとめと予告
現時点の想定オッズで1番人気が5倍超と大混戦の様相となっている京都金杯!的中すれば馬連ですら10倍超は確実となりそうな状況だけに、しっかりと軸を見極めて的中させて美酒を味わいたいですね。
上位人気の中で1頭選ぶならシャドウフューリー!
前走、今まで避けてきた右回りの京都リゲルSでリステッドを勝利!
今回、得意の左回りに加えら鞍上もルメールがお正月休みで乗り替わりになるも、日本人トップジョッキー川田ジョッキーを確保してたのは勝負に来ているムードがムンムンに漂っていて、陣営の本気度がうかがえるにゃ。
さて、考察はこれくらいにしておくにゃ。
当日にはいつものとおり予想指数を午前中にアップするので参考にしてください。
この記事見ていただいた方のお役に少しでも立てればうれしいにゃ。