私が学び続ける理由 ー自己紹介編ー
みなさんはじめまして。
私は現在、文系の大学院生です♫
はじめましてなので自己紹介も兼ねて文系大学院に進学するまでの過程を話していけたらなと思います。
文系大学院って・・?
みなさん、文系大学院って聞いてどんなことをしているかパッと思い浮かびますか…??
「大学院=理系」きっとこの方程式が頭の片隅にある人も少なくないと思います。(実際わたしが院生ですっていうと理系なんだねって言われることは割とあります)
文系大学院といっても、私が専攻しているのはルネサンス期のイギリス文学なのでその話に偏ってしまいますが、ご容赦くださいね。
最初から大学院を目指していた?
いいえ、そんなことはありません。
大学の学部生だった頃、私が大学院に進学するなんて想像もできなかったことでした。選択肢にすら入ってなかったんです。
学部生の時に1年間アメリカに交換留学に行きました。(この話はこれからの記事でお話しします!)きっと自分にとってこの経験は大きなものになるし、将来やりたいことがはっきりしてくるだろう、と漠然とした期待がありました。
しかし、英語力だけでなくもっとたくさんのものを得たにもかかわらず、進路に関しては依然ぼんやりとしたままでした。
どうしよう、また就活の時期だ…と悩みつつ就活をなんとなくで始めました。
留学から帰ってきたあとだったので、普通の就活はもう終わっており、帰国生向けの就活フォーラムに参加して、なんとなく自分に合いそうな会社にエントリーしました。
しかしやはり面接を進めていくうちに、ここで私は何が達成できるだろうか、本当にやりたいことができるのだろうか、私の心からやりたいことってなんだろうか、と疑問に思うようになりました。
そこで、一旦立ち止まって自分が好きなこと、ワクワクすること、一生続けていたいことってなんだろうと自分に問いただしてみたのです。
私が好きなことって・・?
・語学学習
・異文化コミュニケーション
・クリエイティビティが刺激されること
・勉強すること
このように思いつくものを頭に思い浮かべて整理しました。
これに合う道はないのか…
ここでピンときました。たまたま校内を歩いていたら大学院進学のお知らせが目に入ってきたのです。
これだ!!大学院に進学したら好きな勉強をし続けられる、まだ足りてないところを補える!!と確信しました。
こうして文系大学院生になったのです!!
今は本当にこの道が自分に合っていると感じ、博士課程進学を目指しています。
私が学び続ける理由ー
それは...
多くのことを知ることで選択肢が広がるから。
そして可能性が広がるから。
自分なりの答えを導くための武器になるから。
私は今やってることをいわゆる「勉強」とは思ってやってません。つまり、学生の使命としてやらねばならない、人から課されたものだと思ってやってなくて、本当に楽しいからやってます。
いろんなことが知りたくてやっています。そして、楽しい勉強を自分のためにやっています。
知見が広がっていくのが見て取れて、いろんな相違を理解し受け入れることができるようになり、成長できる。
それが、私にとっての学びの意義なのかなと思っています。
文学研究科ってどんな専攻?
私が所属している文学研究科英文学専攻では、文学作品を通じで本当にさまざまな学問も学ぶことができるんですよ!しかもいろんな時代の。
例えば、ルネサンス期(16・17世紀)の一つの大きなテーマとして「古代ギリシャ・ローマの古典復興」の動きがあるため、古典古代の医学・哲学・食文化・商業・文学・神話などを学ぶことができたり、それが中世を経てルネサンス期に入るまでの流れで改変・維持されてきたその変遷やその過程で新たに生まれた学問・理論等も見ることができます。
私は前述の通りルネサンス期のイギリス文学を研究しています。
専門知識ばかりしか身につかないんじゃない??
それって役に立つの? って疑問に思われるかもしれません。
しかし、文学批評を通して、物事に問いを立てる力・クリティカルに考える力・創造性・論理性・問題提起力・語学力など多面的に培うことができるんです!
これらのスキルは、例えば仕事をする時やプロジェクトに取り掛かるとき、社会のことを考えるときなどに有効的に活用できます。
これらを学ぶために大学院に通っているわけではなく、好きな勉強を深めたくて通っていますが、結果これらのスキルが付随するのでやはり学ぶことって楽しいなぁとつくづく思います…!
ちょっと表面的な話に落ち着いちゃいましたが、今回はここまでにしたいと思います。
別の記事で大学院のこと、留学のこと、今やってる研究のことなど、深掘りしてひとつひとつ丁寧にお話しできたらと思っています。
これからワクワクするような記事を書いていきますので、
みなさん、よろしくお願いします!!
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